不労収入を生み出す4つの資産(現金・株式・不動産・コンテンツ)について考えた

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資産運用で生計を立てたい。生計とは言わないまでも、ある程度の収入を得たい。

そのように考えると、ある程度の「資産」が必要となります。資産の定義としては、収入をもたらすもの、ぐらいの理解でいいでしょう。

資産はいろいろな種類がありますが、以下のようなものがあります。

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資産運用の4分類

(1)現金:日本円、ドル等

(2)株式:個別株、投資信託等

(3)不動産:土地、建物等

(4)コンテンツ:ブログ、書籍等

以下では、それぞれの特徴、強み、弱点について説明します。

 

現金は最強の資産だが、殖えない

多くの人に関係がある資産は、やはり現金でしょう。

現金を銀行に預金することで、利息が発生します。

しかし、銀行の利息なんて、日銀のマイナス金利政策の実施以前から、カスみたいなものです。

みずほ銀行の預金利息は「0.001%」ですので、毎年100万円の不労収入がほしいと思えば、100億円もないと無理ということになります。非現実的ですよね。

一方で、公務員のみ利用可能な共済貯金については、平均1%の利息があります。預金利息の1000倍もお得です。

 

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よって、年間100万円の収入を得たいと思えば、1億円を預金する必要がありますね。とはいえ、現金1億円を持っている人なんて、日本人の1%以下なので、これも非現実的です。

つまり、現金自体は最強の流動性をもつ資産ではあるものの、それ自体は利息を生まないという弱点を持っています。

確かに、誰かに貸し付けて、利息を取ることで非常に高い利息を得ることができるかもしれません。しかし、現金を貸すからには、しっかり回収をするスキルが求められるし、そもそも、貸金を「業」とするには、許可が必要となりますので、公務員がするのは厳しいですね。

よって、収入が発生する資産を得るためには、一旦、現金資産を別の資産に「交換」する必要があります。

 

株式資産は、流動性・収入性ともにバランスが良い

ある程度の現金がある場合は、配当収入を生み出す資産に投資することをおすすめします。

一番手軽にできる場合は、株式投資です。株式投資の利点は、手軽に購入できるし、売却したら、3営業日後には現金を得ることができるという点です。

つまり、非常に流動性が高いということにあります。

流動性が高い割に、配当金という形で収入が発生します。商社株やメガバンク株であれば、年間利回りが3%程度を得ることができます。

配当金の利回りは3%以上はごろごろありますので、100万円を投資した場合、3%の利回りならば当然3万円の配当金を得ることができます。

仮にその配当金を使わずに再投資すれば、複利効果がさらに効いて増えていくことになります。

元利合計利息
11,000,0000
21,030,00030,000
31,060,90030,900
41,092,72731,827
51,125,50932,782
61,159,27433,765
71,194,05234,778
81,229,87435,822
91,266,77036,896
101,304,77338,003

これは、先ほどの共済貯金の利息の3倍、預金利息の3000倍ということになります。

 

株式であれば、3営業日で換金できることもあり、流動性も高いのが特徴です。

流動性と収益性を考えれば、運用する資産としては株式はバランスが良いことがわかります。

デメリットとしては預金利息、共済貯金と違って、元本保証がない、価格が変動して、資産が目減りする可能性があります。

配当金であれば、株価ではなく、あくまで企業業績で決まります。

株価が高くても、企業業績が悪くて、配当金を減らす(減配)もありますし、最悪、配当ゼロ(無配)ということもあります。

このような元本保証のない、殖えるかもしれないし、減るかもしれないものをリスクといいます。とはいえ、ある程度の収入を得たいと思えば、当然、ある程度のリスクを受け入れる必要があります。

ノーリスク、元本保証で収入を得ることができる資産運用などといった、「うまい話」なんてありません。

 

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少ない元手でも大きく増やせる不動産投資

不動産は昔から言われている資産運用の王道です。

不動産は土地そのものから、一戸建て、アパート、マンション、駐車場などなど、多くのバリュエーションがあります。

しかし、株式のように数万円で購入できるものではなく、下は何百万円、上は何億円という価格帯が広いのが特徴です。

また、株式のように、すぐに換金できるような代物ではありません。(「不」動産ですから)

一方で、家賃収入という形での収入を得ることができます。

よく不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンと言われますが、それは株式投資のように値動きがないということが所以です。

確かに株式投資のように値動きはありませんが、前述のとおり、すぐに換金ができません。

それに、固定資産税のような税金の発生や、建物の修繕費といった維持費も発生します。

加えて、現在の日本は人口減少であり、空室、空き家による供給過剰によって、家賃下落のリスクがあります。

それゆえ、不動産も代物によっては、ハイリスク・ローリターンとなる可能性があるということです。

ちょっと、不動産に関するネガティブな情報ばかりいいましたが、株式投資にない強みは、金融機関から借り入れをして投資をすることができるということです。

たとえ、100万しかなくても、借入をして、10倍の1000万円で投資をすることができます。

このようにレバレッジをかけて投資ができるところは、確かに不動産投資の魅力でしょう。

 

コンテンツはネット時代の有力資産

株式投資、不動産投資は、昔から存在する資産運用であり、歴史と実績がある一方で、悪く言えば、20世紀型の古い資産運用の形態です。

共通しているのは、ある程度の現金が必要となるということです。現金が必要ということは、無一文、貯金ゼロであれば実践することはできない、ということです。現在のネット時代であれば、誰でもコンテンツ資産を作って、収入を得ることができます。

それの例が、ブログです。

ブログであれば、記事を書くことで、広告収入を得られる可能性があります。ブログ術については、多くの記事で言及されており、そのノウハウを参考に書けばいいでしょう。

また、ブログで広告収入を得るだけでなく、ブログで収入を得る方法自体を販売する情報商材も存在します。情報商材というと、胡散臭い感じがするのですが、ブログで収入を得る方法は、一般書籍でも販売されております。

つまり、ブログ、情報商材、書籍、いろいろなメディアの媒体を使って、自分の知識、ノウハウを販売することができる時代が、今という時代ということなのです。

ノウハウは、これまでに自分自身が培ってきたものであれば、何でもよく、公務員であれば、年金、健康保険、許認可、行政手続き、生活保護、人事採用、幅広い分野の知識を持っていると思います。

そういったノウハウ、知識を言語化してコンテンツ化することができます。

コンテンツは、元手ゼロで収入を得ることができる資産運用の手法の一つといえますね。

資産運用を進めるブログ、雑誌などが多いですが、その人にあった資産運用の種類は人それぞれです。

その人の才能、スキル、収入、貯金などなど、千差万別です。資産が無ければ、副業をしてある程度の種銭を貯めることが良いでしょう。

 

デメリットとしては、資産の一つであるコンテンツであるブログは参入障壁が低い副業ジャンルであり、子供からお年寄りまで、誰でも始められることから参入障壁が低いので、ブログ開設して、多くのアクセスをいきなり集めることもできるし、逆に記事を稼いでいた記事のアクセスが急落する可能性もあります。

広告収入はブログのアクセス数と連動するので、アクセスが多いと、ブログの広告収入も多く得られます。

つまり、ブログはGoogleの検索エンジンによって収入が上下するわけですが、常に新しい記事が量産され、ブログビジネスは競争過多の状態です。

今はアクセスを稼げてもさらに人気の記事が出れば、そちらにアクセスを持っていかれるし、Googleの操作によってペナルティをくらってアクセスの順位が引き下げられる恐れもあります。

つまり、ブログは安定収入にはなりづらく、毎月コンスタントに稼ぐには少し不安なわけです。

副業については過去の記事で言及しているので参考にどうぞ。

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以上、「不労収入を生み出す4つの資産(現金・株式・不動産・コンテンツ)について考えた」でした。