民間経験ゼロの公務員が5年間ブログ副業を続けてわかった稼ぐポイント

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このブログを開設したのが2012年ですので、そこから数えると早くも5年という歳月が流れました。

 

まさかブログが副業として続けているなんて当時は想像できませんでした。だって、ブログなんて副収入にならない、稼げないと思っていたのですから。

 

とはいえ、現在も決して本業である公務員の給与を上回る水準とは程遠いので、あくまで副収入程度なのですが、それでも気分転換としてやる分にはブログ副業は文書を書く機会が多い公務員にとっては最適だと思います。

 

そこで、5年間曲がりなりにも継続してブログを書いてきてわかったことをまとめておきたいと思います。

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【基本知識】ブログで稼ぐとは広告収入のこと

ブログで稼ぐとは、具体的にはブログに掲載した広告収入で稼ぐということです。この広告収入のことを「アフィリエイト」とも呼び、手軽に自宅でも、パソコン一つで始まることができることから、副業としても人気のジャンルです。

 

基本的にブログへのアクセス数と広告収入は比例するので、いかに魅力あるコンテンツを増やしていくのか、というところがポイントになります。ちなみにアフィリエイトは2種類あります。

 

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成果報酬アフィリエイト

そのアフィリエイトを通じて購入されたり、申し込みが制約された場合に限り、広告収入が発生するという仕組みです。代表的なものとしては、楽天やAmazonといったものですね。

また、大半のアフィリエイトは成果報酬型を採用していますので、広告主も無駄な広告料を出すこともないため、ネット広告の主流となっています。

 

メリット

大きい金額の商品の購入が決まった場合、その分成果報酬が高くなります。なので、1万円の商品の購入が決まれば、その5%であれば、500円の報酬になります。それが一日10個購入が決まれば、自動的に5000円の収入を得ることができます。

 

デメリット

成果報酬である以上、購入がなされなければ報酬は発生しません。なので、購入を考えている人の判断に役立つような情報をコンテンツとして盛り込む必要があります。

 

クリック課金型アフィリエイト(Googleアドセンス)

これは先ほどの成果報酬と違ってクリックされただけで、数十円から数百円の報酬が発生する仕組みです。これを採用しているのは、検索最大手のGoogleの提供しているGoogleアドセンスです。

 

メリット

クリックされただけで収入が入るということは、クリックしやすいところに置いておけばクリックしてくれるということですよね。なので、アクセス数が多いサイトほど、このGoogleアドセンスとの相性は良いことになります。

 

デメリット

アクセスが少ないと、成果報酬のように高い報酬は見込めませんし、仮にGoogleが一方的に契約を解約されたら、途端に収入源を失うこととなるリスクがあります。

 

成果報酬型とGoogleアドセンスのいずれも、自分の書くブログによって相性が異なりますが、まずはGoogleアドセンスの方が少額でも報酬となりやすいので、おすすめします。

 

ブログはあくまで副業としてとらえること

まず基本的にはブログで飯を食っていく、いわゆるブログ飯というのは私の実感ではハードルが高いように思えるのです。

 

職業柄多くの作文、資料を作成しているのですが、それらはあくまで決まっているテーマで作成するのですから、調べる範囲も限定されているのでまだ見通しが立ちやすいです。

 

しかしながら、ブログ副業は、テーマ設定も自分でやる必要があり、すべてゼロから企画立案する必要があるので、言わばクリエイティブな営みといえます。それが本業でやれ、フリーライターとしてやれ、と言われたかなりしんどいと思います。

 

記事を書いて、それが自動収入、不労収入になるというのは確かに一理ありますが、あくまでそれは、Googleで検索上位1位になって、なおかつ購買に結び付くときのみ、という前提条件がありますし、それに検索順位をキープするために、更新や記事の投稿が必要になってくるでしょう。

 

つまり、「不労」ばかりに目がとられ、保守、維持管理、点検を怠ると不労所得は程遠い、「無所得」になる可能性が高くなるだけです。

 

なので、ほそぼそと副収入を得るぐらいがちょうどいいのです。本業でやるというのはやはり覚悟がいるので、その覚悟ができない、その確信がつかめないならば、副業レベルでやるのが良いのです。

 

収入を稼ぐ記事を書くならば、「個別具体」「すぐ役立つ」は必須

私自身もよく忘れてしまい、がむしゃらに記事を更新してしまうのですが、あくまでブログは読み手のためにあるものなので、私がおすすめしようが読み手は関係ないのです。

 

なので、おすすめからスタートするのではなく、読み手は何が欲しがっているんだろうかということかスタートする必要があるのです。

 

その際に需要を的確につかみ、それを満たす供給としての記事を書くことが大切なのです。私の記事では以下の記事ですね。

 

関連リンク
https://www.lifehacking360.com/199/

 

これはあくまで、「デミオに乗っている人」に向けた、「サンシェード」に関する記事です。潜在的に夏が近づいてくるとサンシェードのニーズが高まります。それをカー製品専門店で買いに行くのは面倒なので、Amazonで買えるものを探します。

 

なので、タイトルもあくまで「Amazonで買える」としました。

これはPV自体は稼げないのですが、毎月コンスタントに購入は発生しています。とはいっても数百円程度ですけどね。

 

 

なので、すぐ読めて、すぐ実践できて、すぐ役立つ、これぐらいのクオリティでブログには適しているといえるでしょう。

 

収入が発生するブログ記事におけるニーズの探し方

ブログ記事における需要の探し方は、ググったらたくさん出るのでわざわざ言及しなくてもよいかもしれませんが、基本的に大切なことは、まずは記事を書いてみろ、ということです。

 

その際にも、意識するべき点は、「具体的な誰か」「具体的なすぐ役立つ何かを」紹介するということです。

 

そして、実際にPVや広告のクリック数、Google順位を調べるわけです。Googleアドセンスはどの記事のどの広告がクリックされたかわからないので、(本当はわかるかもしれませんが)具体的な広告を扱うAmazonアフィリエイト楽天アフィリエイト、 A8.netなどはあとでデータを見ることができるので傾向をつかむことができます。

 

下はA8netの成果報酬の結果画面ですが、広告案件ごとのクリック数と発生件数がわかるので、対策を練りやすいです。

これはAmazonでも同様です。注文された商品とクリック数もわかります。

 

以上を踏まえると、ブログを副業として続けていくためには、個別具体的な需要の傾向をつかむ、そのためにまずは記事を投稿してみるということが大切だということだと思います。

 

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モノを売るなら、つるはしを売れ

アフィリエイトをするうえで参考となるビジネスの考え方が、「ツルハシ型ビジネスモデル」というものがあります。

 

一言でいえば、本丸ではなく、本丸を狙うために必要なツールを販売するビジネスモデルです。そのビジネスモデルについては、アフィリエイトビジネスにおいても応用できます。

 

ゴールドラッシュの時に、一番稼いだのは、山師ではなく、金採掘に使う道具であるつるはし、シャベル、ジーンズを販売した人だった、というのは有名な話です。

これは今日のアフィリエイトビジネスでも同様です。

 

 

アフィリエイトでいえば、「クレジットカード」「ウォーターサーバー」などは金脈に相当するもので、それで検索上位にくい込めば、莫大な富となることは間違いないですが、当然競合もたくさん存在します。

そんな競合が激しい状態(=レッドオーシャン)では、素人は太刀打ちできません。ブルーオーシャンを狙うのがツルハシビジネスのポイントです。具体的には以下のような方法です。

 

・ウォーターサーバーではなく、紙コップホルダー
・自動車ではなく、サンシェード
 
いきなり大物を狙うのではなく、大物に付随した商品のようなニッチを狙うのが賢い選択だと思います。

何の文章力、SEO、知名度もない弱者のアフィリエイト戦略はまさにニッチ型、コバンザメ型、ツルハシ型が最適戦略だといえるでしょう。

 

前述の通り、いきなり大物狙いはまず無理です。それは大手やプロアフィリエイターが多いネット業界では無謀というものです。そこで弱者の戦略としては、小さいニーズを確実に捕まえることを考えます。

 

小さな確実な需要をつかみ、その後ろにある大きな需要を狙うわけです。言ってみれば、安いフロントエンド商品で集めて、バックエンド商品を紹介する。

 

つまり、安いAmazonアソシエイトはあくまで撒き餌であるわけで、本当の狙いは、紹介料率が高いASPアフィリエイトなわけです。

たとえば、車のサンシェードという小物アフィリエイトで集客して、その背後に車検、自動車保険、中古車買取のアフィリエイトを仕掛けておく、といったものです。

 

経験・体験は「成功」「失敗」どちらも価値あるコンテンツ

役立つ、個別具体的な情報が条件として求められますが、それが書籍やネット上の「他人」の体験に基づくものではなく、自分自身のものであればあるほど、その価値は高いものになります。

 

〇〇をして儲けた、〇〇をして稼いだ、という成功体験は多くの人が必要としている情報ですし、コンテンツとしての価値は当然高いものです。

 

一方で失敗体験も、成功体験と同じくらい価値があるコンテンツです。私自身も失敗談をブログ記事にすることで、多くのアクセスを集めることができました。

失敗体験でいえば、たとえば以下のようなものです。

 

・ウインドエアコンの音がうるさくて買い物を失敗した。
・ヤフオクでYahoo!かんたん決済が使えなくて失敗した。
・ソフトバンクのウルトラWi-Fiが使えなくて失敗した。

 

などなど、すべてニーズがありますし、困ったらみんなGoogleで検索するのが今や当たり前ですよね。

 

ちょっと話が大きくなりますが、ブログとはつまるところ、「経験の代行ビジネス」といえるのではないでしょうか。

 

みんな実践したい。だけど、成功するかわからない、失敗はしたくない、と思うからみんなしないわけです。

 

そこで、代わりに自分自身が実験台となって、実践してみる。最も需要があるのがレビューブログですよね。実際に購入して分かったデメリット、メリットなどは買おうかどうか迷っている人が存在しています。

 

なので、経験をお金で買う、という気持ちで買い物してもよいかもしれません。私自身もAmazonやYahoo!ショッピング、ヤフオクでよく買い物をしますが、それらを買ってきた感想をまとめています。

なので、購入して使ってみたことを記録しておくことで、収入を生み出す資産になるコンテンツとなるわけです。

 

人の潜在的欲望は大きく2つに分類できる

人は潜在的な欲望として、収入を増やしたい欲望と、支出を減らしたい欲望の二種類あると思います。その欲望を引き出す作文力、つまりリード文が求められるわけですね。

 

申し込んだり、購入するのは面倒くさいです。いくら、利益がある、得をするとわかっていても、面倒くさいものはしたくないものです。そこで、相手のめんどくさいハードルを解いてあげる工夫をしてあげるわけです。つまり以下のようなものです。

・わずか1分で登録完了
・1分で○○円ゲットもしくは節約

 

 

以上、民間経験ゼロの公務員が5年間ブログ副業を続けてきてわかったこと、でした。

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