公務員と一言で言っても、部門や部局によって職種は多く、事務職でも商工部と福祉部、税務部などなど、部局や課・係によって全く業種が異なります。そんな職種の中でも、生活保護行政を担当するケースワーカーが最も副業に向いていると感じます。
ケースワーカーといえば、公務員の中でも激務と言われている部門ですが、なぜケースワーカーに副業が向いているのか?
その理由を述べるとともに、ケースワーカーに向いている副業の種類について紹介したいと思います。
ケースワーカーの業務は激務
ケースワーカーとは、生活保護受給者の生活を支援するための業務を行う公務員です。具体的には、生活扶助や医療扶助、一時扶助といった保護費の支給はもちろん、定期的に行う家庭訪問、これに基づき作成するケース記録の作成を中心に行います。
また、生活保護だけでなく、年金や児童手当、児童扶養手当といった生活保護以外に受け取ることができる社会保障制度を活用するのも主要な業務です。それゆえ、生活保護だけ知っていてもだめで、介護保険、障害者福祉制度等、幅広く知っておく必要があるわけですね。
対象となる生活保護受給者も100世帯以上を抱えることもザラですので、それを一つ一つフォローするのは、非常に時間がかかるというので、要領の良さが求められます。
ケースワーカーとは、新規採用職員が配属になりますが、公務員に必要な事務処理能力を養うことができる職場ともいえますので、ケースワーカーの職をやり遂げることができれば、他の職種における事務処理も行えるでしょう。
なぜ激務のケースワーカーに副業なのか?
ケースワーカーの職種とは激務ですが、経験したらわかるのが、基本的にルーティンワークが主です。一度パターンを覚えれば、その繰り返しなので、事業課と異なり、調整も少なく、その意味では経験値が一定以上になれば、業務はこなせるでしょう。
確かにケースワーカーは事務処理能力は高まるのですが、新しい付加価値を生み出すといった企画力はどうしても弱くなります。そんな企画力を養うための調査能力という点でも、ケースワーカーは型通りとなってしまうのが、弱いでしょう。
そんなケースワーカーの弱みを補うのが、副業ではないか、と思います。
副業であれば、実際に収入を生み出すために調査をして、それを行動で具現化する必要がありますので、自ずと企画力を養うことができます。また、自分の貯金を使えば、それだけ本気で取り組むことができるのも、副業のメリットといえます。
やはり、自分でリスクを背負って取り組めば、習熟度は高まりますね。
ケースワーカーで向いている副業は?
ケースワーカーも公務員の一職種ですので、副業の種類に限定される必要はないのですが、やはり最もおすすめなのが、ブログではないかと思います。ケースワーカーは、自覚していないのですが、ケースワーカーの持つ専門知識は、ニーズがあると思います。
特に生活保護を受けているケースや、生活保護は受けていないものの、その手前にいるようなワーキングプア、生活保護受給者と関わることが多い病院関係者、福祉関係者などもケースワーカーの知識に興味があると思います。
例えばですが、ケースワーカーであれば、以下のような記事はどうでしょうか?
・ケースワーカーが教える生活保護のもらい方 ・ケースワーカーの家庭訪問手当とは? ・ケースワーカーの職場恋愛事情とは? |
もちろん副業なので、収入を得るを必要がありますが、それもGoogleアドセンスのような自動広告を使えば、広告を選択する手間はありません。また、広告の種類も前述のアドセンスに限らず、Amazonアソシエイトもおすすめです。
公務員は多くの民間サラリーマンではわからない制度や知識、税金の流れを知っているものの、それを使って収入にする知識がないのが残念なところです。その点、現代では簡単にブログを使って収入を得られるのが、魅力ですね。
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下記の記事では、実際にブログ副業に関して紹介しています。