現代は情報社会と呼ばれ、入手した情報は、手軽に発信できるようになりました。
情報の発信手段の一つが、今回のテーマである「ブログ」です。
ブログは単なる日記ではなく、自分自身の持つ知識や情報、考え方を発信することで、現実の金銭的な価値を得るツールにもなります。
つまり、ブログはビジネスとして成立するのです。
そこで、今日はブログを資産という切り口で捉えて、ブログを持つ意義とともに、ブログを持たないリスクについて考えてみたいと思います。
ブログは現代の資産である
資産とは、収入をもたらすものをいいます。
株式の配当金や、不動産の家賃収入も収入を発生させる資産の代表格といえますね。
資産の定義でいえば、ブログも広告収入をもたらしますので、インターネットが当たり前に整備されている現代において、ブログは立派な資産といえます。
ブログのメリットは、一度記事を作り、アクセスがあれば収入に結び付くということです。
所有することで収益を生み出す構造こそが、資産の本質です。
もちろん、アクセスが全くなければ、収入にはなりませんが、記事が一定量を超えれば、数十円でも発生するのがブログです。
元手もかからず、仕入れも不要、在庫も抱えない、記事を作れば安定収入となるというメリットが多いのもブログの特徴です。
多額の資金も不要、借金も必要ないブログは、まさに現代の資産なのです。
ブロガーとはメディアのオーナーであり主筆
ブログを日記と定義している限りは、本質を見落とします。
ブログとは、日記という概念を超えて、個人が簡単に所有できる「メディア」なのです。
多くの人に、もしくは特定の人が定期的に訪問してくれるメディアを運営できれば、そのメディアのオーナーたるブロガーは、収入を得ることができます。
メディアのオーナーと言えば、
を連想します。(大げさですが)
ブログは確かに規模が小さいメディアですが、それでも情報を発信できるようになったというのは、実は凄いことなのです。
ブログという措置を使って、実際に記事を執筆し、自分の持つ、知識や情報、言論を発信することもできます。
所有だけでなく、経営にも積極的に関与する必要があるのが、ブログです。
ブロガーとは、そのメディア(ブログ)のオーナーであり、主筆なのです。
ブログを所有者する人と所有しない人の格差が広がる理由
私たちは日々の暮らしや仕事の中で、多くの経験や情報に触れることで、スキルを高めています。
このようなスキルは「人的資本」と呼ばれ、この人的資本が高い人ほど、「仕事ができる」という評価を受けて、新しい仕事やプロジェクトを任せられます。
人的資本を高めることで、次には偉い人、権力者とのコネ、いわゆる人脈を得ることができます。このような人脈を「関係資本」と呼ばれます。
そして、ステータスがあがれば、収入も増えて「金融資本」として具現化するわけです。
さらに金融資本を投下して、研修や資格取得などに投資をして、さらにスキルアップして「人的資本」を極大化していくことで、さらにパワーアップする好循環が生まれます。
資本主義社会とは、資本が拡大再生産をしていく運動であると定義した思想家がいましたが、それは人間も同じです。
資本が拡大していく好循環を持つ人は、さらにチャンスや利益を手にするのです。
今は誰でもブログを作ることもできますし、TwitterやFacebook、Instagram、YouTubeなどを使って、自分のメディアを持てます。
これらは、貨幣的な副収入はもちろん、人脈につながることも、新しい情報を得ることもできます。
実際、私はTwitterも並行しているのですが、何気ないツイートに反応していただき、情報を得ることができました。
ブログに限らず、メディアを持つことが当たり前になっている現代において、メディアを持つ人と持っていない人では、チャンスに差が出てきます。
言ってみれば、チャンスが空から降ってきているのに、受け皿がないため、みすみすチャンスを逃している形ですね。
チャンスは器をしっかり整備している者のみに与えられる。準備を怠った者がチャンスを掴めないのは当然といえます。
ブログをしてはいけないという固定観念に支配される人々
おそらく本ブログの読者の大半は公務員だと思いますが、ナンセンスなことにブログを作ろうと誘っても
「公務員は副業禁止なんでしょ?」
といって思考停止します。
そもそも収益も上がっていないし、職務で知りえた情報を公開しないのであれば問題ありません。
しかし、公務員という職業に長いほど、変な固定観念に支配されてしまいます。
ブログに限らず、SNSだって公務員はしてはいけないというルールはありません。
SNSの適正な運用についてはガイドラインを整備している自治体もありますが、基本はOKなのです。
今後、公務員という職業自体が不安視されていく中で、別の可能性を模索しておくことは人生のリスク分散という視点では重要です。
公務員という職業とともに心中する人は構いませんが、リスク分散は人生設計では基本中の基本と思うのは私だけでしょうか。
薄給の若手公務員こそブログを持つ意義は強い
定年が近いおじさん(おばさん)公務員は確かにブログやSNSを始める意義は薄いでしょう。
定年が近いのですから、安穏と退職の日を指折り数えて待つというのが最適解といえます。
しかし、20代から30代の若手公務員はそうはいきません。
公務員という職業自体が、いってみれば先行き不透明であり、将来的なリスクに備えることは意義が高いのです。
まだまだ経験も浅い、知識もそんなにないと思っているかもしれませんが、そうでしょうか?
3年でも同じ課や所属にいれば、それなりに知識が身につきます。
職場ではみんな知っているような知識も、部外者にとっては知らない有益な情報だったりします。
なので、その情報が市場価値があるかどうかは、実際にリリースしてみればいいのです。
もしも生活保護のケースワーカーであれば、その知識は非常に価値が高いです。
生活保護受給者はもちろん、福祉関係者、医療関係者、行政関係者など、生活保護を取り巻く人は多いのです。
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自分の持つ知識や情報を文章化、具現化してコンテンツ化することは、自分だけのメディアを所有することになります。
自分の人生を形することは、新しい価値を生み出します。
ブログを作るのレンタルサーバーを利用する必要がありますが、
を利用することで初心者でも簡単にブログを作ることできます。
ブログを立ち上げれば、ブログに張り付ける広告を扱っているASP(広告代理店)に登録します。
これらに登録すれば、自分のブログに貼りたい広告を扱うことができます。
最近はもっぱらYouTubeが注目されていますが、やはり活字メディアはこれからも必要とされると思います。
ブログを立ち上げて、軽い気持ちでブログオーナーになりましょう。
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資産運用したくても、元手がなければ不可能です。なので、資産を「運用」するのではなく、資産を「創造」するというマインドに転換してみてはどうでしょうか?