こんにちは。財テク公務員です。
冒頭いきなり失礼しますが、私、現在シノケングループ株に投資をして、10万円以上の含み損を抱えております。。。orz
その証拠が以下の画像
正確には9月12日現在で119,700円の含み損ですね。がーん!
シノケングループとは、頭金ゼロで個人でも不動産投資ができることを強みにアパート投資、マンション経営を提案する不動産会社です。
この頭金ゼロという響き、何とも甘美な響きですよねー。
不動産投資のネックは、何とも言っても元手がかかるということです。仮に融資を金融機関から引っ張ってくるとしても、最低限の頭金が必要となりますので、なかなか不動産投資ができないという人がいます。
そのような需要を満たす形で伸びてきたのが、シノケングループです。
が、最近の株価は、同業者の不動産会社であるTATERUショックの煽りを受けて、控え目に言って、ボロボロです。
TATERUという一企業の不正が、不動産投資の世界全体に不信をもたらし、結果不動産投資セクターの株価を暴落に導いているようですね。
公務員の副業として、不動産投資は優れているのですが、現在の不動産投資セクターの株価の下落ぶりをみていると、不動産投資は副業としてもう終わっているのでしょうか?
公務員の合法的にできる不動産投資だからこそ、これからの不動産投資の可能性について考えてみたいと思います。
うさんくさい業者が多い?不動産投資セールス会社
実際、ぶっちゃけ、不動産投資セールス会社なんて、うさんくさい会社ばかりです。
しつこくマンション投資の勧誘電話をしてくる業者もいますからね。
今なら手ごろな価格でアパート一棟買えますよ!
節税、相続税対策でマンションに投資しませんか?
私も会議中に携帯電話に着信があって出たみたら、マンション営業電話だった!という経験がありますので、本当迷惑ですよね。
それに、今回のTATERUのように融資を引き出すために、詐欺行為の片棒を担がされることもあるわけですから、本当に不動産投資業界というのは怖いですね。
言ってみれば、悪質な不動産投資セールス会社は、粗悪な不動産を高値で売り付けて儲けるようなあくどいビジネスで儲けているわけです。
不動産投資家は、そんな不動産の裏事情も知らずに高値で買わされるわけですから、たまったもんではありません。
顧客を罠にはめて、不動産会社だけ儲けるという構造が不動産投資のギョウカイにはあるのかもしれませんね。
変わりつつある不動産投資のビジネスモデル
しかし、そのような悪事を続けていれば、短期的には儲けても長期的には、ネット上なので話題となり、今回のTATERUのように悪事が明らかになれば、いっきに信用を失うわけです。
そんなこともあり、不動産投資業界も粗悪な不動産を売りさばいて利益を得るというビジネスモデルから、優良物件を顧客に紹介して、管理を請け負うことで長期的に利益を得るというビジネスモデルに変わりつつあります。
実際、今回株式を購入したシノケンのHPでは、悪質な不動産投資の事例を紹介している現状です。
仮にシノケンが悪質な不動産投資会社であれば、進んで手の内は明かさないわけですからね。
また、今回のTATERUの悪質な実態をどんどんスクープしているのが、同業者の不動産投資情報を扱うファーストロジックが運営する楽待不動産投資新聞というのも、この不動産投資ギョウカイの改善の機運の高まりを感じます。
副業としての不動産投資に必要なマインド
不動産投資に限らず、投資とつくものはすべて自己責任です。
自己責任ですので、基本的に自分で考えて、自分で判断するという姿勢が大事です。
それゆえ、「公務員マインド」(失敗したらどうするか?元金は保証されるのか?)といった消極的な姿勢では投資は無理です。止めた方がいいですよね。向いてません。
しかし、本ブログを見ている人は、積極的にリスクをある程度コントロールしながら、利益を求めていくタイプが多いと思いますので、普通の公務員が持っていない、公務員マインドとは真逆の「投資家マインド」を持っています。
この投資家マインドを持っていれば、不動産投資にも必要な心構えはできています。
そのうえで申し上げれば、あとは不動産投資に必要な情報、それもネガティブな情報をたくさん吸収した方がいいです。
不動産投資はネガティブ情報を大量摂取した方が丁度イイ!
「えっ、ネガティブ情報ばかり知ってしまったら不動産投資なんてできないよ!」
「リスクを取ろうというのに、萎えることなんて知りたくないよ!」
気持ちはわかります。
高まる熱い気持ちで行うのが投資の面白いところですし、不動産投資は大金を扱うわけで、最後はエイヤ!という気合が必要となります。
そのように考えれば、ネガティブ情報に触れることも一定のリスクはあります。
しかし、ここまで悪徳不動産投資セールス会社がばら撒いた、嘘のお得な不動産投資情報が広がった現状では、できる限り不動産投資の負の部分を知ることは重要です。
それに民間の感覚が疎い公務員は、何も知らずに不動産投資をするのは、不動産業界の恰好のカモですからね。
[関連記事]
そんな、ネガティブ情報に触れて、一番お金のかからない方法は、「不動産投資 リスク」や「不動産投資 危険性」とかでググった方が良いでしょうね。
たくさんの不動産投資で失敗した屍を垣間見ることできるでしょう。。。
また、Amazonにも不動産投資の失敗談が多く存在します。
銀行で借り入れて大金で大失敗するよりも、1,000円ちょっとで買える書籍を活用した方が損はないでしょう。
また、比較的悪い情報も提供するシノケンから資料請求しても良いでしょう。東証1部企業ということもあり、悪どいビジネスモデルでは存続できないことは同社は良く熟知しているでしょう。
というのも、シノケン自体が、かつてスキャンダルで倒産寸前となったことがありました。
なので、不正行為を行ったツケは必ず返ってくるという失敗体験があることが、シノケンの強さでもあるわけですね。
これからも人口減少とはいえ、局地的には逆に需要が高まる土地や建物も出てくるでしょう。
さらにオリンピックを控えて外国人観光客の受け皿が本格的に必要となってくるわけですから、不動産投資自体は下火になってもなくなることはないでしょう。
私自身も今後も不動産投資には可能性があると思っていますし、シノケン株を購入したのも、そのような見込みからです。
まあ、10万円以上の含み損は厳しいですが、今後株価が回復してくれると期待したいと思います。