リリース前からすでに悪評を集めつつある、Pontaポイントを運用できるサービスである「Pontaポイント運用」ですが、それでも、貯まったポイントを疑似的に株式投資ができる「ポイント投資」の発想自体は面白いです。
「現金を使って損するのは嫌だなぁ」
「現金はないけど、使っていないポイントが多い」
そんな余っているポイントを活用する手段として、ポイント投資は有効です。とはいえ、Pontaポイント運用のように、悪魔的に手数料を取って、配当金ももらえないという個人投資家をばかにしたようなサービスもあるのも事実です。
そんなポイント投資サービスで、今最も有利だと考えるのが、「NTTドコモ」と資産運用サービス「THEO」を運営する「お金のデザイン」社が提携して始めている「dポイント投資」です。
私自身は、このdポイント投資は非常に評価していて、おすすめしたかったのですが、一つ致命的なデメリットが見つかったので、利用を断念しました。その理由について解説します。
dポイント投資とは?
dポイント投資自体は、前から始まっているので、すでにご存知の方もいるかと思いますし、名前ぐらいは知ってるよ、という人もいると思います。
仕組みは、他のポイント投資と同じで、手持ちのdポイントを株式投資と連動して変動するサービスです。なので、厳密には株式投資をしているわけではなく、あくまで、疑似的な株式投資サービスですが、実際の株価に連動するので、実質株式投資をしている体験ができることが特徴です。
dポイントは、「100ポイント」単位から運用できるので、少ししか貯まっていないという場合でも、投資を始めることができます。
docomoユーザー以外も利用ができる
「でも自分は携帯電話はsoftbankだから関係ないよねー」
いえいえ、このサービスは、非docomoユーザーでも利用ができるのです。
なので、Softbankでもauでも、ドコモ以外の携帯電話を使っていても問題なく利用できるのです。
手数料はゼロ
「でもPontaポイント運用のように手数料が高いんでしょ?」
いえいえ、Pontaポイント運用と違って、手数料は無料です。
ポイント投資は、ご利用手数料がかかりません。
資産運用で最も大事な点は、やっぱり、手数料が安いことです。どんなにリターンが高くても、ぼったくりのような手数料を取る投資信託もありますので、このように手数料がかからないというのは、非常に有利と言わざるを得ません。
また、面倒な口座開設といった手間も必要ないので、非常にお手軽にサービスを開始することができますね。
そんな有利なメリットづくめのdポイント投資ですが、一つだけ致命的なデメリットがありました。この1点が致命的なために、私は利用を断念しました・
【悲報】非docomoユーザーは「Pontaポイント」を「dポイント」に交換できません
その致命的なデメリットとは、docomoユーザー以外は「Pontaポイント」を「dポイント」に交換できない点です。
私の当初の目論見では、貯まっているPontaポイントを、すべてdポイントに交換してdポイント投資をしようと考えていました。(現在、私は33,874ポイントあります)
しかしながら、その目論見も、もろくも外れました。私はSoftbankユーザーですので、Pontaポイントとdポイントを交換することができないのですね。
あくまでも、dポイント投資は、docomoユーザーのロイヤリティ向上が目的ですので、やむを得ないですが、仮に他のユーザーも使えていれば、さらにdポイント投資は広がると思うのですが。。。うーん、残念!
とはいえ、ポイント投資のなかでは、最も有利なのがdポイント投資である点は変わりませんので、docomoユーザーで、Pontaポイントが余るほど持っている人は、dポイント投資をおすすめします。
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同じポイント投資でも、「Pontaポイント運用」は控えめにいって酷いサービスです。でも逆に言えば、改良の余地がありますので、今後に期待したいですね。