スマホ決済のペイペイは、クレジットカードからチャージする方法のほか、銀行口座からチャージする方法があります。
銀行口座からのチャージについて、残念ながらペイペイはすべての都市銀行や地方銀行、ネット銀行などに対応していません。
そこで今回は、ペイペイにチャージが可能な銀行の一覧を紹介します。なお、今後対応できる銀行が増えた場合、随時追加していきます。
なぜペイペイ残高に銀行口座からチャージすることが注目されているのか?
ペイペイを使ってお支払いをするときは、以下の3つの方法があります。
(1)ペイペイに必要額をチャージしておいて支払う方法(ペイペイ残高) |
(2)ペイペイに紐づけたYahoo!マネーで支払いをする方法 |
(3)ペイペイに紐づけたクレジットカードで支払う方法 |
この3つですが、この支払のうち(1)と(3)のごく一部の方が、ペイペイを不正利用されたという事件がありました。
この事件を受けて、ペイペイは被害を受けた方全員に補償を行うとともに、セキリュティを強化しました。
そのセキリュティ強化内容というものが、これまでは上限額なくペイペイが利用できたのですが、今後はクレジットカードの利用上限額及びクレジットカードからのチャージ上限額を5万円とするものです。
本日、以下の通り、クレジットカードでの決済金額の上限、Yahoo! JAPANカードからのチャージ金額の上限を設定いたしました。
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クレジットカードでの決済金額上限:5万円まで(過去30日間)※
Yahoo! JAPANカードからのチャージ金額上限:5万円まで(過去30日間)
※複数のクレジットカードを登録されている場合、合計5万円までとなります。
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このため、ペイペイでクレジットカード決済することも、クレジットカードでチャージすることも、一定制限ができたわけですね。
しかし、ペイペイ残高にチャージする方法として、従来通りの銀行からのチャージする方法については、上限額はありません。
したがって、5万円以上の買い物をしたければ、銀行からチャージする方法はまだ残されているのです。
ペイペイはヤマダ電機やビックカメラといった家電量販店でも使えることから、高額な買い物をペイペイでしたい人が存在しているため、銀行からのペイペイ残高へのチャージが注目されているのです。
では、以下ではさっそく、ペイペイ残高にチャージができる銀行をみていきます。
※ちなみにチャージ可能な銀行については、ペイペイのアプリ上から「チャージ方法の選択」→「銀行口座を追加する」を選択すれば、確認することができます
都市銀行編
チャージ可能銀行
ゆうちょ銀行 |
みずほ銀行 |
三井住友銀行 |
りそな銀行 |
埼玉りそな銀行 |
ほとんどの都市銀行(メガバンク)は、ペイペイのチャージに対応しているのですが、まさかの国内最大手の三菱UFJ銀行は、現在のところ対応していません!
いずれ対応するとは思いますが、これは意外でしたね。
ネット銀行
チャージ可能銀行
ジャパンネット銀行 |
ネット銀行はほとんど対応しておらず、楽天銀行や住信SBIネット銀行も対応していません。そして、現在のところ対応しているのが、ジャパンネット銀行のみです。
ジャパンネット銀行は、ヤフーの連結子会社であることから、唯一対応しているのですね。
今後、楽天グループの楽天銀行は、ペイペイの競合サービスである「楽天pay」を展開している関係で、対応しないかもしれません。
同じように、auグループのじぶん銀行も、同様にスマホ決済サービス「aupay」を展開するので、非対応とするでしょうね。
地方銀行
チャージ可能銀行
愛知銀行 |
青森銀行 |
足利銀行 |
阿波銀行 |
池田泉州銀行 |
伊予銀行 |
岩手銀行 |
愛媛銀行 |
大分銀行 |
北日本銀行 |
紀陽銀行 |
京都銀行 |
近畿大阪銀行 |
熊本銀行 |
群馬銀行 |
京葉銀行 |
山陰合同銀行 |
滋賀銀行 |
四国銀行 |
静岡銀行 |
七十七銀行 |
親和銀行 |
十六銀行 |
常陽銀行 |
仙台銀行 |
大光銀行 |
第三銀行 |
大東銀行 |
千葉興業銀行 |
中京銀行 |
筑波銀行 |
東邦銀行 |
東北銀行 |
徳島銀行 |
鳥取銀行 |
トマト銀行 |
富山銀行 |
長野銀行 |
南都銀行 |
八十二銀行 |
百五銀行 |
百十四銀行 |
福井銀行 |
福岡銀行 |
北越銀行 |
武蔵野銀行 |
山梨中央銀行 |
約50の地方銀行がペイペイに対応しているのは驚きですが、一方で全国に65の地方銀行があるわけなので、約15の銀行は非対応ということです。
ほとんどの人は、地方銀行以外にも都市銀行やゆうちょ銀行の口座を持っているので、あまり影響はないかもしれませんが、地方在住者には厳しいですね。
その他金融機関
信用金庫はすべて対応していません。あまり、全国的にも信用金庫はネット対応が進んでいないようですし、今後も対応するかは不透明です。
また公務員にはお馴染みの労働金庫(ろうきん)もペイペイチャージには対応していません。
そして、地方ではゆうちょ銀行と同じくらいお馴染みのJAバンクも、ペイペイのチャージには対応していません。今後、せめてJAバンクぐらいペイペイのチャージに対応してもらいところですが、果たしてどうなりますでしょうか。
ペイペイのチャージにおすすめの銀行口座
銀行口座からのチャージじゃないと嫌だという方は、お近くのペイペイのチャージに対応している銀行で口座開設を行う必要があります。
しかし、銀行は平日の午後3時までしか開いていないので、なかなか昼間お仕事をしている人は難しいですよね。
そこで、おすすめはやはり、ペイペイの運営企業と同じヤフーグループであるジャパンネット銀行です。
ジャパンネット銀行であれば、ネット上で銀行口座の開設申込ができますし、わざわざ銀行窓口に行く必要がありません。
【PR】ちなみに、ジャパンネット銀行で口座開設をするならば、ポイントサイトハピタス経由で登録すれば、1,000円分のポイントを得るチャンスがあります。
ポイントサイトって何?という方は以下の記事をご覧ください。 [関連記事] |
ただ、私は銀行口座からチャージよりもクレジットカードからチャージをおすすめしています。
というのも、クレジットカードからチャージすれば、その分クレジットカードのポイントももらえて、手元に現金が無くてもチャージできるからです。
ただ、現在のところ、ペイペイのチャージに対応しているクレジットカードが、ヤフーグループのYahoo! JAPANカードのみです。
[関連記事]
ペイペイとYahoo!Japanカードの相性は抜群ですので、まだ未加入という方は、持っておいて損はないですよ。

ペイペイはまだ新しいサービスなので、改善点もありますが、大切なことはそのリスクを理解しておくことだと思います。
