【2020年国勢調査】国勢調査員と指導員の業務とは?新型コロナの対策は?

そろそろ2020年の国勢調査の季節が近づいてきましたね。

国勢調査は5年に一度行われる、総務省と地方自治体が行う日本国内の人口や世帯の実態を明らかにするための統計調査です。

しかし、今年度は新型コロナウイルスの流行が問題となっており、国勢調査についても、感染拡大防止に十分に注意して行われるようです。

 

そこで今回は、

・国勢調査とは?
・国勢調査の「国勢調査員」と「国勢調査指導員」の業務は?
・2020年の国勢調査は新型コロナウィルス対策は?

という点で解説します。

 

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国勢調査とは?どのように調査が行われる?

 

国勢調査は5年に一度行われる、総務省と地方自治体が行う日本国内の人口や世帯の実態を明らかにするための統計調査です。

 

国勢調査の体制のイメージ図

国勢調査は、総務省統計局→都道府県→市区町村というルートで委託(法定受託事務)されます。

そして、調査にあたっては、市区町村は国勢調査の事務局を筆頭にして、「国勢調査指導員」と「国勢調査員」を任命します。

 

 

国勢調査の流れ

 

そのうえで、各世帯には市区町村の国勢調査事務局から、インターネット(パソコンやスマホ)で回答できるIDを送付します。

このインターネット回答方式で回答が無かった世帯に対して、国勢調査員が、戸別訪問して紙ベースの調査票を配布して、調査を依頼します。

調査票を受け取った世帯は、調査票を記入して郵送するか、調査員に渡すことで調査は終了です。

 

2020年の国勢調査はいつ?スケジュールは?

 

2020年の国勢調査については、総務省HPにある「令和2年国勢調査実施計画 」においスケジュールが示されていました。

 

2020年の国勢調査スケジュール

・ 担当調査区の確認 :9月10日(木)~9月13日(日)
・インターネット回答用ID及び調査票(紙)等の配布 :9月14日(月)~9月20日(日)・インターネット回答期間 :9月14日(月)~10月7日(水)
・調査票(紙)の回答期間 :10月1日(木)~10月7日(水)・調査票(紙)の当初回収期間 :10月1日(木)~10月7日(水)
・調査票の提出状況の確認 :10月8日(木)~10月13日(火)
・調査票(紙)の未提出回収期間 :10月8日(木)~10月15日(木)
・調査票(紙)の督促回収期間 :10月16日(金)~10月20日(火

 

2020年の国政調査については、9月ごろから調査票及びインターネット回答用のIDの配布して、最終的な締切は10月下旬といったところですね。

 

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国勢調査の国勢調査員とは?

 

国勢調査員の業務は?

国勢調査の調査員は担当するエリアを戸別訪問して、調査票を配布・説明して、調査票の回収を行います。

 

※しかし、後述しますが、2020年の国勢調査員の業務は、新型コロナ対策のために調査票の回収は行わないこととしています。

 

国勢調査員に向いている人は?

国勢調査の調査員に向いている人は、物怖じせずに、知らないお宅に訪問できる度胸がある人です。なので、ケースワーカーや徴税吏員は向いていますね。

一方で、内勤や事務ワークが多くて、市民対応が少ない部署経験しか無い人は、ちょっと精神的ストレスが強いので、向いていないかもしれません。

 

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国勢調査員のメリットとデメリット

国勢調査の調査員のメリットして、まずは指導員に比べて報酬が良いというメリットがあります。

国勢調査の調査員は、調査区の世帯数や自治体によって変動しますが、1調査区あたり38,000円程度、2調査区であれば75,000円程度となっています。

 

2020年の国勢調査員の報酬(参考)

1調査区担当 38,000円程度 ・2調査区担当 75,000円程度

参考:厚木市

 

国勢調査の調査員は基本的に調査票を戸別訪問して、調査票を手渡すことができれば、業務の9割は完了したといっても過言ではありません。

 

一方で国勢調査の調査員のデメリットは、基本的に時間外に野外で活動するので天候が悪い日は、正直しんどいですね。まあ、そういう天候が悪い日は、別日に訪問をすればいいだけなので、大きな問題とはなりません。

また、私の経験上、大半のお宅は国勢調査を理解しているので、国勢調査の調査員が戸別訪問しても、特に苦情やクレームを言われることはありません。

しかし、訪問するお宅によっては理不尽なことを言われることがあります。とはいえ、そういう危険なお宅は、事前に国勢調査の事務局から情報提供があったり、無理して訪問をする必要はありません。

 

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国勢調査の調査指導員とは?

調査指導員の業務は?

国勢調査の指導員の業務は、調査員が配布して返答されてきた調査票をチェックします。

しかし、調査票によっては判別ができないところがありますので、場合によっては記入者に電話等で問合せをする必要があります。

 

調査指導員に向いている人は?

国勢調査の指導員は、調査員に対して基本的に市民対応はありませんので、ひたすら調査票を勤務時間外でチェックするだけです。

膨大な調査票に誤り等が無いかチェックするので、きめ細やかな観察力、なので出納課や契約課といった総務系の業務に従事している人は、国勢調査の指導員に向いていますね。

一方で細かいミスや大雑把な性格な人は、コツコツと事務をこなすだけなので、ちょっと辛いかもしれませんね。

 

調査指導員のメリットとデメリットは?

国勢調査の指導員のメリットとして、調査員と違って屋外の活動がなく、空調がある空間で業務ができます。なので、市民対応がないので、業務にひたすら没頭できます。

また、周囲には同じように業務にあたる職員がいるので、疑問点があれば聞きやすい環境もあります。

一方で、調査員に比べて報酬が少ないので、収入面では見劣りします。

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国勢調査の動員は新人職員から割り当てられる

 

正直いって、国勢調査の調査員も指導員も、よほどお金が欲しいといった理由が無い限りは回避したいところです。

しかし、新人職員、入庁して間もない職員から優先して動員の職務命令が言い渡されることが多いです。(私も入庁して間もない時期に、国勢調査をほぼ強制的に割り当てられました)

 

【おまけ】国勢調査の国勢調査員をラクに業務をする方法

 

どうせ国勢調査の動員をやらされるのだったら、なるべく早く担当エリアを決めた方がいいでしょう。

私の場合は、事前にインターネット回答率が高いエリアを事務局の友人に聞いておいて、戸別訪問が少ないエリアを狙っていました。

このように実際の訪問件数が少なければ、調査員の負担はかなり減らせます。

逆に最後の最後に動員をさせられると、誰も行きたくないよう名エリアをさせられるリスクが高くなります。

 

2020年国勢調査の新型コロナ対策は?

 

国勢調査はインターネット回答はあるものの、インターネット回答ができない人は紙の調査票での回答となり、国勢調査員は訪問して対面しなくてはいけない。

現在は新型コロナの感染症対策のために、三密を避けることとしているので、もちろん国勢調査も配慮されることとしています。

 

新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた令和2年国勢調査の実施について

次のように、世帯の皆様と国勢調査員ができる限り対面しない方法で行うようにしたいと考えています。国民の皆様におかれましては、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

調査書類の配布に当たって、国勢調査員が9月中旬から各御家庭を訪問しますが、一部の地域においては、調査の趣旨等の説明はインターホン越しに行い、調査書類は郵便受け・ドアポストなどに入れて配布いたします。ご不在の場合は、直接、郵便受け・ドアポストなどに入れさせていただきます。

※ 対面での説明が必要となる場合は、一定の距離を保ちつつ簡潔に行わせていただきます。

世帯の皆様からいただく調査への回答は、10月7日の期限までに、できる限りインターネットでお願いいたします(郵送も可能です。)。

※ この場合、国勢調査員が調査票回収のために訪問することはありません。

 

2020年の国勢調査はインターホン越し等で行い、対面を極力しない形となっています。

また、2020年の国勢調査は、新型コロナウイルス対策のために、国勢調査の調査票回収のために戸別訪問をしないこととなっています。

 

なので、対面が苦手な人という人は、2020年の国勢調査の調査員は、国政調査の手間が省けて良いのではないでしょうか?

 

【まとめ】収入面では国勢調査の報酬はコスパ悪いけど・・

 

個人的には収入面からいえば、国勢調査の動員はあまりコストパフォーマンスはよくありません。しかし、これは大事な事務なので、公務員としての義務として考えましょう。

どうせやるんだったら、なるべくラクする方法を考えて、効率よくこなしたいところですね!

 

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