株式投資というのは、コツコツ積立をする長期投資から、短期的な利ザヤを求めるデイトレードからさまざまなバリュエーションがあります。
しかし、私たち公務員は、基本的に民間で営業やマーケティングといったビジネスセンスが乏しいのが正直なところです。
よって、投資をするべき株式銘柄を選定するのは、かなりの労力を使ってリサーチをする必要があります。
「日常業務が忙しくて、株式銘柄を探す時間なんてないよ」
そこで、現在注目されているのが、人工知能(AI)を使ったロボアドバイザー投資というものです。
ロボアドバイザー投資って何?という公務員も多いと思いますが、実はロボアドバイザー投資は、実は公務員に向いているのです。
そもそもロボアドバイザー投資とは?
投資というと、私たち人間が、実際に証券会社を通じて株式を購入するのが一般的ですが、ロボアドバイザー投資は、人間に代わって人工知能(AI)が投資をする株式を選定して投資をするものです。
しかも、AIが申込者一人一人に合った投資ポートフォリオ(投資プラン)を作ってくれるので、いちいち自分で株式銘柄を選ぶ必要がないのです。
「日本だけじゃなくて、中国、米国など幅広く分散投資をしてくれるからラクチンだね!」
そんなロボアドバイザーを行っているの代表的なサービスはTHEO[テオ]やウェルスナビですが、今回は私も利用しているTHEO[テオ]を参考にロボアドバイザー投資について説明します。
ロボアドバイザー投資で銘柄選びの時間を節約できる!
ロボアドバイザーを使うことで、ユーザーは、毎月定額のお金を投資するだけで、AIが自動的に銘柄を選んでくれるので、手間と時間を節約できるわけです。
今まで、仕事で疲れて、株式チャートとにらめっこしていた時間から解放されるので、趣味に時間を使うことができますね。
せっかくの家族や趣味の時間を投資研究だけに使うのは、ちょっともったいない気もしますもんね。
ロボアドバイザー投資は儲かるの?
AIが投資して儲かるの?
確かに投資はリスクがあり、確実に儲けるということは断言できません。
しかしながら、THEO[テオ]のリターンは、2007年から現在までで、年利8%以上という驚異的なリターンをたたき出しています。
これまでの投資のトレンドやデータを人間のように経験則に頼らず、客観的な統計に基づいて投資をする点が、ロボアドバイザー投資の魅力ですね。
ロボアドバイザー投資の手数料は?
分散投資を投資のプロであるファンドマネージャーに依頼した場合、信託報酬という形で、投資している総資産額に応じて手数料が変わってきます。
例えば、分配金ランキングで人気のあるニッセイグローバル好配当株式プラス(毎月決算型)の場合、信託報酬は1.69%となっております。
一方で、今回紹介しているTHEO[テオ]の場合は、最大でも1%の手数料で済みます。
ロボアドバイザー投資は、AIを利用しており、ファンドマネージャーの人件費がかからない分、手数料が格安というわけですね。
わずか数パーセントと考えている人もいるかもしれませんが、長期投資で末永く発生する費用なので、塵も積もれば山となると考えることが賢明です。
公務員が株式投資をするのは、ハイリスクである理由
ロボアドバイザー投資は、AIが自動で投資する世界中の株式銘柄から、自分に合ったETFや投信を選択して、分散投資をしてくれて、なおかつ1%の手数料だけで利用することができます。
民間経験の無い公務員が伸びる会社を見つけられる?
自分でこれから伸びそうな企業を発掘して投資をすることも株式投資の醍醐味ですが、残念ながら、ある程度の経験と時間、そして投資金額が必要になります。
民間の動向やビジネスの経験に乏しい公務員が、伸びる企業を見つけるというのは、なかなか難しいのではないでしょうか。
結局、法律と制度、前例で動いている公務員が、市場動向を把握することは、職業柄、容易ではないですね。
勤務時間中の株式投資がバレたら懲戒免職
自分で株式投資をすると、ついつい気になってしまいますが、だからといってスマホで株価をチェックするのは、ご法度です。
公務員がこっそり勤務時間中に株式投資をしていることがバレたら、懲戒免職になる可能性が高いです。
実際、国税庁の職員が株式投資を勤務時間中にしていることがバレて問題となった事件もありました。
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10年以上投資をしていても、40万円損した私の失敗談
私は大学時代から株式投資をしており、10年以上の株式投資歴がありますが、それなりの経験があると思っていましたが、最近も、私も個別株の投資で40万円の損失を出したこともあります。
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なので、損失を出すという経験をしたい人はいないと思いますが、なるべくリスクを減らすために自分の勘に頼らず、AIのビッグデータにお願いするのが良いかもしれません。
【まとめ】AIに投資をさせて、「儲け」は人間が手に入れよう
株式投資というと、トレーダーがデュアルディスプレイを見ながら、投資をするというイメージを抱いているかもしれませんが、それは昔の話で、非常に労働集約型の古いビジネスモデルといえます。
これからは、AIやロボットに投資をさせて、投資リターンの恩恵だけを人間が手に入れるという時代となっていくでしょう。
もちろん、ロボアドバイザー投資で100%儲かるとは断言できませんが、それでも私はTHEO[テオ]に期待しています。
今後、趣味程度に株式優待と高配当投資だけをして、積極的なデイトレのような投資は辞めようと思っています。
これからは、株式投資といった雑務はロボアドバイザーにさせて、ゆとりある時間を手に入れましょう。