1株単位から投資ができると話題のネオモバ(SBIネオモバイル証券)ですが、個人的には100株(単元株)単位で投資をした方がいいと思います。
「えっ、手軽に1株から手軽に投資ができる方が気軽に株式投資ができるからいいんじゃない?」
確かに1株単位で株式投資ができるのは、株式投資初心者には良いと思います。
しかし、10年以上株式投資をしてきた私には、デメリットにつながると思いました。
そこで、メリットが多いネオモバのデメリットの一つである「1株投資」について、解説したいと思います。
【結論】ネオモバの1株投資はリアルタイムで買えない!
ネオモバのセールスポイントの一つは、基本的に100株単位でしか買えない日本株が、1株単位で投資ができるという点です。
ネオモバの1株投資は、まとまった資本ができない人でも、気軽に株式投資ができるという点が魅力といえます。
しかし、ネオモバの1株投資にもデメリットは、リアルタイムで取引ができないという点です。
実際にネオモバ公式サイト「Q&A」から引用します。
S株(単元未満株)の注文/約定反映タイミングはいつですか?
S株(単元未満株)の注文受付時間と注文/約定反映タイミングは以下のとおりです。
<注文時間/約定タイミング>
0:00~10:30 / 当日の後場始値
10:30~21:30 / 翌営業日の前場始値
21:30~24:00 / 翌営業日の後場始値※土、日、祝日のご注文は休み明けの営業日10:30までのご注文として受け付けます。
株価は平日の9時から15時の間(11時30分から12時30分は休憩時間)において、変動しますので、リアルタイムに株価が買えないと、思った値段で株が買えないというリスクにつながります。
いわゆる指値でネオモバの1株投資では株が買えないんですね・・
リアルタイムで買えないということは、値動きの激しい株式銘柄ほど、1株投資向きではないといえます。
ネオモバの1株投資が向いている人とは?
「じゃあ、ネオモバの1株投資は値動きのリスクがあるからしない方がいいの?」
いえいえ、リアルタイムで買えないというデメリットがあるネオモバの1株投資ですが、メリットもあります。
株式初心者で少額で始める人
初めて株式投資をするという株式ビギナーで、少額から株式投資をしたいという人にはネオモバは向いています。
リアルタイムで投資ができないとしても、投資金額が少額なので、株価が変動したところで、そんなに気にする金額とはなりません。
なので、株式投資の感覚ってどんな感じだろ?というビギナーには、株式投資を体験する人には最適です。
投資金額が毎月50万円以下の人
ネオモバの場合、一カ月あたりの約定金額が50万円以内であれば、発生する手数料は216円がかかりますが、もれなくTポイント200円分がもらえるので、実際は16円のみの手数料で済みます。
なので、少額で1カ月に50万円以上取引をしないという人には、ネオモバは向いているといえますね。
余ったTポイントを消化したい人
ネオモバの強みの一つは、Tポイントを1ポイント単位で投資ができるという点です。
最近はTポイントが使えるお店も減ってきており、効率よく消化したいと思えば、ネオモバで株式投資の原資として使うのが有意義といえますね!
【まとめ】リアルタイムで株式投資をしない長期投資にはネオモバは最適
株式投資は、短期売買を繰り返すデイトレーダーのような人から、じっくり数年に渡り長期投資をする人もいます。
投資スタイルは人それぞれですが、投資スタイルにあった証券会社を選ぶの最適です。
ネオモバであれば、1株単位で元手が無くても株式投資ができるというメリットがありますので、株式ビギナーには、最適です。
一方で、デイトレ―ダーのような何度も株式売買を繰り返す人には、ネオモバは向いていないかもしれません。
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いずれにしても、これからは自分の老後や将来は、自己責任です。
とはいえ、いきなり大金を株式投資を行うのは反対です。
まずは、少額で株式投資をしてみて、経験を積んでみるのが良いでしょう。
毎月実質16円で少額の株式投資ができるネオモバはおすすめですね。
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