【高知県知事候補】浜田省司氏(はまだせいじ)の経歴は?強みは大阪万博誘致の実績と人脈

スポンサーリンク

3期務めた尾崎正直高知県知事が国政進出のため、県知事を退任することになりました。そして、次の高知県知事の後継候補として尾崎正直知事が指名したのが、総務省のキャリア官僚である浜田省司氏です。

次期高知県知事の最有力候補である浜田省司氏についてまとめました。

 

スポンサーリンク

浜田省司氏の経歴や学歴は?

氏名:浜田省司(はまだせいじ)

年齢:56歳(令和元年8月24日現在)

生年月日:昭和38年1月生まれ

出身地:高知県四万十市

生まれは四万十市

浜田氏は四万十川で有名な四万十市で生まれました。小学校4年生までは四万十市で暮らし、小学5年生のときに高知市に転居しました。

出身校の土佐高校は高知県のエリート進学校

浜田氏は高知県旧中村市(現四万十市)出身であり、私立土佐高校に進学します。私立土佐高校は、高知県内トップクラスの進学校です。

正門からの外観

 

土佐高校の主な卒業生

・北村総一朗(俳優)
・坂東眞砂子(作家)
・村木厚子(厚生労働省事務次官)
・中谷元(国会議員)
・山本有二(国会議員)
・尾崎正直(高知県知事)

 

俳優や作家だけでなく、厚労省トップである事務次官、国会議員も輩出している高知県のエリート進学校ですね。そして、現在の尾崎正直知事の母校でもあります。高知県の政財界をリードする人間の登竜門が土佐高校ということですね。

スポンサーリンク

東大法学部卒業後は総務省キャリア官僚として活躍

 

浜田省司氏の総務省での主なプロフィール

・島根県総務部長
・総務省都道府県税課長
・総務省地域企業経営企画室長
・大阪府副知事
・マイナンバー情報連携・政策企画副担当総括審議官
・高知県知事出馬のため退官

 

土佐高校を卒業後、やはり官僚養成学校である東大法学部に入学し、東大卒業後は、年に旧自治省(現総務省)に入省し、島根県総務部長や総務省都道府県税課長などを歴任しました。

記者会見の中でも、霞が関の総務省など事業官庁での仕事が約半分、地方の都道府県庁での仕事は約半分というような割合なので、ゴリゴリの霞が関の官僚というよりも、地方勤務経験も豊富です。

総務省自治財政局地域企業経営企画室長時代には、赤字経営が深刻な自治体病院の民営化を推進していました。

 

日経メディカル 7 月号特集連動企画

総務省自治財政局地域企業経営企画室長の浜田省司氏は、「自治体病院は原則、民営化あるいは廃止・統合。それができない場合には、地方公営企業法の全部適用や、指定管理者による公設民営制度などを考えてほしい」と語る。

総務省は、これまでも自治体病院のあり方について方向性は示してきた。だが、具現化する道筋なしには実現しないという考えから、どのように医療機関の統合を進めていくべきかをまとめたガイドラインを、年内にも策定する見込みだ。「ガイドラインが策定されたとしても、1 年後にすぐに統合できるとは考えていないが、各自治体が 3~5 年といった中期で地域で必要な医療の機能を考え、統合・集約してほしい」(浜田氏)。

 

地元とのしがらみも多い自治体病院の民営化は、現実的には難しいところもありますが、統廃合を提言する姿勢から、浜田省司氏は、改革派官僚なのかもしれません。

 

大阪府副知事として大阪万博誘致に尽力

2017年に大阪府副知事に就任しました。浜田氏が、選任された理由は、大阪の副首都化の推進や財政基盤の確立に向けて適任だということでした。

また、大阪府は大阪都構想の真っただ中であり、改革派官僚としての一面もある浜田氏も大阪都構想の実現に向けて、国との調整役として尽力しました。

週刊大阪日日新聞 [local] 浜田副知事が就任会見

「前回の住民投票は小差で可決されなかった。最終的には住民投票で決定されるが、再挑戦を掲げる知事と大阪市長が選挙で選ばれ、再挑戦する過程なので、より良い構想が形成されるようにしたい」

 

また、2025年に開催される大阪万博誘致にも尽力しました。

実際、浜田氏は、出馬記者会見でも、大阪万博誘致の実績と人脈をアピールしました。大阪万博は東京五輪後の経済活性化のエンジンになるので、経済効果を高知県にも誘導できる可能性が期待されています。

浜田氏「尾崎県政を継承」、高知知事選で出馬表明

特に大阪府副知事として2025年に大阪万博を誘致した実績と人脈を強調し、「大阪の経済効果を高知にもたらしたい」と意欲を示した。

スポンサーリンク

 

浜田氏の記者会見の動画

 

高知県知事の出馬表明から総務省を辞職

大阪府副知事は退任後は、総務省に戻り、マイナンバー情報連携・政策企画副担当総括審議官を務めていましたが、高知県知事出馬表明後、30年以上務めた総務省を辞職しました。

なお、総務省の政策審議官は、総務省トップである事務次官に次ぐ「局長クラス」です。総務省の幹部がこれまでのキャリアを捨てて出馬したのが、驚きですね。

 

なぜ浜田省司氏は、知事選挙に出馬したのか?

浜田氏が出馬した理由は、出馬表明記者会見で説明されていました。

 

・大好きな高知に貢献したいから
・尾崎知事が後継指名したから
・自民党県議団がバックアップしたから
もともと、浜田氏が総務省の前身である自治省に入省したのも、住民に近い地方自治に携わりたいという気持ちがあったためであり、郷土である高知で知事として県庁トップを志すのは自然ですね。
ただ決め手となったのは、現職知事と県議会最大与党である自民党会派がバックアップする見込みがたったことにあります。
浜田氏もある程度、勝ち目がないと出馬しないわけであり、ある程度勝算があるからこそ、今回の出馬を決めたようです。

浜田省司氏の強みは?実績と人脈

浜田氏の強みは、何と言っても、元総務官僚であり、大阪府元副知事ということに起因する実績と人脈です。

特に東京オリンピック後の経済をけん引していくだろう「大阪万博」の経済効果を、大阪府元副知事というパイプを使って、高知に誘導することも期待されています

特に大阪府はこれから、大阪万博、IR(統合型リゾート)といった経済効果を生み出す可能性がある事業を多く手掛ける計画があるため、この経済効果を浜田氏の人的ネットワークを使って誘導できる可能性があるわけですね。

 

浜田省司氏はどの政党から出馬?対抗馬は?

現在の尾崎知事は事実上、自民党が全面支援しています。また、与党の公明党や、野党の立憲民主党も相乗りして支持しています。

したがって、形式上は無所属の出馬となると思いますが、実質的には与野党相乗り候補となるでしょう

ただ、現時点では県議会では自民党会派のみが支持を表明しており、浜田氏も他の会派の支持を期待していることから、今後の情勢は不確定です。

また、浜田省司氏の対抗馬については情報がありませんので、信任投票になる可能性もあります。実際、前回の県知事選挙においても、尾崎正直知事は信任投票でした。

しかし、日本共産党が対立候補者を出す可能性もありますので、今後の状況によっては選挙になるかもしれません。

スポンサーリンク

 

浜田省司氏に対する山本有二議員(自民党)の評価は?

現在の高知県知事である尾崎正直氏が出馬を予定している高知2区選出の山本有二議員(自民党)の浜田省司氏に対する評価を紹介します。

浜田さん大切な人材

11月24日の知事選挙に出馬を検討している浜田さんは、私も20年以上の付き合いの方。

優秀な高知県が誇りとする人材。

ただ、選挙ということになると、アピールやパフォーマンスの世界。タレント、俳優の能力も試されるのが常識。

選挙は相手次第ではあります。

浜田さんより知名度が高い、県民が知っている人が出たとき、心配になります!

そして、自民党県連が今日、浜田さんを知事候補に内定したのですが、手続きを丁寧にしていかないと、だったら自民党県連だけでやりなさいと、私達は聞いていない現象を起こしてしまう怖れがあります!保守陣営の足並みが乱れてしまうのが恐ろしいことです。

危険な賭けになる。

こんな大事な方を、拙速に扱って台無しにしてしまうことだけは避けてください!

県連大会を開催するとのファックスを頂きました。しかし、決めました、賛成して下さい。では、広く県民に広がりません。
市町村長など、見識がある方々にも早く相談や選考委員会的なもので、人物鑑定をお願いしないと、見切り発車の誹りを受けてしまいます。

手続きが必要、面倒だと思いますが、それが民主主義だと思います!

 

山本氏のブログをみてみると、浜田省司氏とは20年来の交流はあり、一定評価しているものの、自民党が支持・推薦するかどうかは、手続きをしないといけないということを指摘しています。

確かに、浜田省司氏は、尾崎氏が後継候補として指名して、いわば一本釣りの形で選ばれた形となっており、自民党県連が、尾崎知事に追従するような形となっています。

おそらく、山本氏は、尾崎氏が自民党県連で影響力が高まるのを嫌がっているのかもしれません。

 

ちなみに、高知2区は、尾崎氏と山本氏の自民党系と、野党候補の広田一のみつどもえ選挙となることが濃厚です。

関連記事

【衆院選】高知2区は保守分裂?尾崎知事の出馬で山本有二はどうする?野党の広田一に有利か?
ローカル政治ネタですが、高知県の政治状況が何やら騒がしくなっているようです。 高知県知事として3期にわたり、高知県政に尽力した尾崎正直高知県知事が、次期衆議院選挙に出馬することを表明したからです。 現職知事が衆議院議員選...

 

浜田省司氏に対するネット上の評判は?

まだまだ未知数の浜田省司氏の政治手腕ですが、ネット上の評判をまとめました。

 

期待する声もある一方で、大阪都構想を推進してきた改革路線に抵抗がある声もあるようです。高知県は革新勢力が強い地元柄があるので、大阪維新の会とのつながりを警戒する人がいるのでしょうね。

【まとめ】浜田省司氏の高知県知事就任で改革路線が進む?

現在の尾崎正直知事は、元大蔵省キャリア官僚のバリバリのエリートでしたが、今回も総務省のバリバリのエリートです。

また、自治体病院の民営化や、大阪都構想の推進など、旧態依然とした行政のシステムを改革する路線を提言する姿勢から、改革派官僚の一面があることがわかりました。

人口減少が進んでいる高知県において、浜田省司高知県知事の誕生で改革路線が進むことが期待できます。

また、総務官僚と大阪府副知事時代の人脈から、関西圏の富を高知県にも誘致できることにつながれば、高知にとっても有利ですね。

 

関連記事

なお、現在の高知県知事である尾崎正直氏は、高知2区から出馬することを表明しています。尾崎正直氏も元大蔵省のキャリア官僚でした。

高知2区から出馬する尾崎正直氏の経歴は?高知県知事としての実績は?自民党からの出馬か?
高知県知事として3期務めた尾崎正直氏が、この度衆議院選挙の高知2区に出馬することを表明しました。 尾崎正直氏は、東大卒の大蔵官僚というエリートであり、当時最年少で知事となった実力のある人物です。高知2区に出馬するということで、...

 

47都道府県の知事のうち、約6割が官僚出身であり、ほとんどが総務官僚です。知事を目指すなら総務官僚を目指すのが近道かもしれません。

知事を目指すなら総務官僚になるのが近道?47都道府県知事の前職(出身省庁)を調べてみた
将来は知事になって、地方自治体を改革したいな!! 世の中には知事になるという野心的な人が一定数存在します。知事になるには、もちろん選挙に投票しなくてはいけません。 しかし、そういう当た...