年金生活者支援給付金とは?対象者は?いくらもらえる?注意点を解説

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令和元年10月から「年金生活者支援給付金」の制度がスタートします。しかし!この年金生活者支援給付金について、あまり周知が進んでいないように思うんですよね。

 

・年金生活者支援給付金って、誰がもらえるの?

・年金生活者支援給付金をもらうための手続きって面倒そう・・

年金生活者支援給付金は、申請しないともらえないことから、対象となっている人は申請しないと損です!それに老齢年金だけでなく、障害年金と遺族年金の受給者も関係ありますよ!

 

トピック

・年金生活者支援給付金は、年金(老齢・障害・遺族)を受けている人がもらえる。

・年金生活者支援給付金でもらえる金額は、年金の種類によって違う。

・年金生活者支援給付金は、申請しないともらえない!

 

厚生労働省の公式サイトはこちら
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000143356_00002.html

 

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年金生活者支援給付金とは?対象者は?

年金生活者支援給付金は、令和元年10月に消費税が10%に増税されることの対策として始まる給付金です。

ただし、対象者は「老齢年金」「障害年金」「遺族年金」のいずれかを受けている人です。

ということで、年金=高齢者だけというのは誤解なんですね。

現在、障害年金と遺族年金を受けている人も年金生活者支援給付金を受け取ることができますが、年金の種類によって、もらえる条件が異なりますので、以下のとおり解説します。

老齢年金の場合

①65歳以上で、老齢基礎年金を受けている。
②請求される方の世帯全員の市町村民税が非課税となっている。
③前年の年金収入額とその他の所得額の合計が879,300円以下である。

補足すると、65歳以上で基礎年金を受けている人が対象なので、年金を前倒しして受けている65歳未満の人は、対象外となります。

そして、世帯全員が住民税非課税世帯ということは、世帯全員が年収ベースで260万円未満ということですね。

 

障害年金の場合

① 障害基礎年金を受けている。
② 前年の所得額が「4,621,000円+扶養親族の数×38万円※」以下である。
※ 同一生計配偶者のうち70歳以上の者又は老人扶養親族の場合は48万円、特定扶養親族又は16歳以上19歳未満の扶養親族の場合は63万円。

補足ですが、障害年金は全額非課税となっています。なので、障害者で働いて独身だったとしても、所得が462万円1,000円以下なら、年金生活者支援給付金がもらえるということですね。

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遺族年金の場合

① 遺族基礎年金を受けている。
② 前年の所得額が「4,621,000円+扶養親族の数×38万円※」以下である。
※ 同一生計配偶者のうち70歳以上の者又は老人扶養親族の場合は48万円、特定扶養親族又は16歳以上19歳未満の扶養親族の場合は63万円。
補足ですが、遺族年金は全額非課税となっております。この点は、障害年金を受給している方も同様ですね。

 

年金生活者支援給付金はいくらもらえる?

年金生活者支援給付金は、年金の種類によってもらえる給付金額は異なります。

以下の通り、年金種類ごとに解説します。

 

老齢年金の場合

基礎年金の納付期間によって、異なりますが、基準額は月額5,000円です。

ただ、厳密には、基礎年金の納付期間によって異なりますので、参考に計算式を下記に掲載しておきます。

・老齢年金生活者支援給付金の額は、月額5,000円を基準に、保険料納付済期間等に応じて算出され、次の①と②の合計額となります。※1

① 保険料納付済期間に基づく額(月額)
= 5,000円 × 保険料納付済期間※2 / 480月
② 保険料免除期間に基づく額(月額)
= 10,834円※3 × 保険料免除期間※2 / 480月

※1 老齢年金生活者支援給付金の支給により所得の逆転が生じないようにするため、前年の年金収入額と所得額の合計が779,300円を超え879,300円以下である方には、①に一定割合を乗じた補足的老齢年金生活者支援給付金が支給されます。保険料納付済期間のほか、前年の年金収入額とその他の所得額の合計によって給付額が変わります。

※2 給付金額の算出のもととなる保険料納付済期間等は、お手持ちの年金証書や支給額変更通知書等でご確認できます。

※3 保険料全額免除、3/4免除、1/2免除期間については10,834円(老齢基礎年金満額(月額)の1/6)、保険料1/4免除期間については5,417円(老齢基礎年金満額(月額)の1/12)となります。

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障害年金の場合

障害年金の場合は、障害等級によってもらえる年金が異なります。

障害2級の方は月額5,000円
障害1級の方は月額6,250円

遺族年金の場合

遺族年金を受けている方は、一律で月額5,000円となっています。

ただし、2人以上の子が遺族基礎年金を受給している場合は、5,000円の金額を子供の数で割った金額がそれぞれに支払われます。

 

年金生活者支援給付金はいつからもらえる?いつまでもらえる?

年金生活者支援給付金の初回分が振り込まれるのは、令和元年12月中旬ということになります。

しかも!生活者支援給付金は、一回申請したら、一生涯もらえます!通常の給付金といえば、一回きりという場合が多いのですが、年金生活者支援給付金はずっともらえるのです!

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年金生活者支援給付金のもらい方は?注意点は?

年金生活者支援給付金の対象者には、年金事務所から申請書が送付されますので、届いたら記入して、申請する必要があります。送付される時期は、令和元年9月ごろとなっていますので、対象者となっている方はご注意ください。

申請をしないと年金生活者支援給付金はもらえませんので、忘れずに申請しましょう!

なお、手続きの詳細については、後日厚生労働省が特設ホームページで解説するとのことですので、更新があれば、本ブログも追記しますね。

 

【まとめ】 年金生活者支援給付金の申請はお忘れなく!

今回は消費税増税の対策として始まる年金生活者支援給付金について解説しました。

消費税増税対策といえば、軽減税率とプレミアム付き商品券ばかりがクローズアップされますが、年金生活者支援給付金は期間が無制限でもらえる給付金なので、非常に重要です。

年金を受けている人はもちろん、ケースワーカーや社会保障に携わる人は、年金生活者支援給付金は知っておくべき給付金ですので、忘れずに年金事務所に申請しましょう!

 

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