地方公務員が地域行事に参加するのは職務?ボランティア?時間的手当が出る基準は?

スポンサーリンク

地方公務員は、名前の通り「地方」で職務にあたる公務員ですので、どうしても地域の祭りやイベントに参加を求められる場合が多いです。

 

「えっ、日曜日の町内会の祭りに参加しないといけないの?」

 

 

土日休日が当たり前と思って入庁した若手公務員の中には、がっかりする人もいます。確かにのんびり仕事をしたいと思っていた方は、残念に思うかもしれません。

私自身も、地域の祭りの準備や当日の手伝いをしたこともありました。そんな地域行事に参加した経験を通じて、「これって職務なの?ボランティア扱いなの?」という疑問にぶつかることもあったので、地域行事と公務員の関わりについて、書きたいと思います。

スポンサーリンク

地域行事は土日開催が基本

平日の8時30分から17時15分であれば問題ないのですが、実際の地域行事は土日祝日に開催されることが多いので、仮に公務員が参加する場合は休み返上で参加しなければなりません。

ここで問題なのは、休み返上で参加して、その分時間外手当が支給されるのか?という点です。

 

「うちの役所は財政難だから時間外手当が出ないかも・・」

 

 

もしも時間外手当が出なくて、あくまで職務として参加する場合は、振替休日という手段もあります。つまり、土曜日休めなかったものを、平日に振替をして休むという方法であり、年休は減らずに休むことができるわけです。

 

時間外手当が出るかどうかの基準は?

時間外手当が出るかどうかの基準ですが、あくまでも職務命令であれば、時間外手当は支給されます。逆に言えば、自主的に参加した場合は、あくまでもボランティアですので、支給されません。

後述しますが、大規模なイベントであり、市町村が主催、共催している場合は、職員が動員されますので、ほぼ時間外手当は支給されます。

一方で、名義後援程度であれば、時間外手当は支給される可能性は低くなります。

 

公務員はどんな地域行事に参加するの?

地域行事と一言でいっても、結構、割と幅が広いです。町内会単位から、小学校区単位、商店街主体など、さまざまなバリュエーションがあります。

例えば、以下のような地域行事です。

お祭り系

・夏祭り
・バザー(フリーマーケット)
・文化祭

まさに、「THE・地域行事」と言ってよいお祭り系です。もともと、お祭りがあるから、地域が一体となるという場合もありますので、地域のつながりを守るうえでも必須のイベントといってもよいでしょう。

地域の祭りも、岸和田のだんじり祭りや、徳島の阿波踊り、沖縄県のエイサー踊りなどいろいろな種類があり、規模もさまざまです。

大規模なお祭り系には、公務員ですと、観光協会が大きくかかわっているので、役所として動員で職員を派遣されることがあります。動員として派遣されるので、時間外手当が支給されます。

実際、大規模なお祭りですと、交通整理係や駐車場係を職務として行うことが多いです。大勢の人がかかわるお祭り系は、現場で混乱を招くと大変ですし、適切な交通整理を行う必要があります。

私自身もお祭りに交通整理は、大量の汗をかきながら行いましたが、可能ならばもうしたくないですね・・。お祭り客には酔っ払いも多いですし、誘導に従わない人もいましたし。

ちなみに、町内会が主催している小規模なお祭りですと、そもそも職務ではなくボランティアでの参加となりますので、時間外手当は支給されないでしょう。よほど、その町内会と行政として関わる必要性がある場合のみ、支給されることになります。

スポンサーリンク

スポーツ系

・マラソン大会
・運動会

私自身はあまりスポーツ大会に関わった事がないのですが、最近自治体でブームとなっているのが、市民マラソン大会です。市内を走り回るということで、観光客を誘致することにもつなげやすいですしね。

私の町でもマラソン大会を行っており、誘導員や給水所のスタッフを担当しました。これも、マラソン大会の事務局は、市町村が務めることが多いので、先ほどの祭りと同じく動員で、時間外手当が支給されます。

また、最近は減少傾向にあるのが、小学校区単位で行われる運動会です。町内会対抗ということで、公務員も参加することが多いです。選手として出場するので、仕事ではなく、半分レジャーという感じです。もちろん、時間外手当はでません。

 

共同作業系

・草刈り
・水路清掃
・清掃活動

・田役

 

これも地域では欠かすことのできない地域行事といってよいですが、草刈りは特に中山間地域では欠かすことのできないものです。基本的に職務として参加することはないのですが、普段がつながりがある地域では、草刈りに形式上は自主参加ということで参加します。もちろん時間外手当はでません。

ただし、上司によっては時間外手当対応ではなく、土日に草刈りをした場合は、振替休日対応を認めてくれる場合もあります

とはいえ、地域と一緒に汗をかいて達成感も得られるので、悪くはないですよ。

スポンサーリンク

会議(総会)系

・定例会
・総会
・飲み会

 

町内会や自治体は定期的に会議をもちますので、それらに参加することも求められます。行政として地域に周知させておくべき情報もあるので、これは普通に職務です。よって、時間外手当は支給されます。

私自身も町内会向けの補助金について事前に説明する必要があったので、町内会の定例会を「はしご」したこともありました。

なお、年に1回の町内会の総会のあとは、必ずといってよいほど、懇親会という名前の飲み会があります。それは、もちろんお酒や飲食があるので、時間外手当は支給されません。

なお、個人的にはこの飲み会に、公務員が参加することは若干リスクもあると考えており、これが公務員の飲酒運転に影響しているのではないかと思っています。

[関連記事]

公務員が飲酒運転を犯す背景にある地方の飲み会事情とは?懲戒免職にならないことも?
今回のテーマは、地方公務員ならもはや職務の延長線上といっても過言ではない、公務員とお酒の関係です。そんなお酒の関係で、最も公務員が犯してはならないものが、「飲酒運転」です。 ご存知の通り、公務員が飲酒運転で検挙されれば、ほぼ間...

 

地域行事の参加はお金以上の価値がある

地域行事に参加して、時間外手当が支給された方がいいですが、地域との交流を深めるという点では、地方公務員は、積極的に参加する方がいいでしょう。

私も草刈りやお祭りにも、時間外手当が無くても参加しましたし、それがきっかけで地域の人々と知己を得ることができました。

なので、地域行事に参加は義務ではないにせよ、地域活性化を目指すうえでも公務員の参加は積極的に図られるべきでしょう。

 

[関連記事]

あくまでも、時間外手当を稼ぎたい!と思えば、時間外手当を稼ぎやすい部署に異動するのが一番です。やはり、勤労に勝る投資はないのでしょうか。。

残業だけで年間100万円以上ゲット?「時間外手当」を手堅く稼ぐ方法と稼げる職場ベスト3
公務員の基本給与は月額では低いですが、それを増やす一番ラクな方法は、残業代を稼ぐことです。 アドセンスアフィリエイトや、せどりでも稼げますが、職場にバレて懲戒されるリスクや初期の学習などを考慮すると、やはり残業で稼ぐ方...

 

ボランティアは有償でやる方法もあり、公務員であれば公益的なところで副業基準に抵触せずに行える可能性が高いです。

バイト禁止の公務員なら有償ボランティアやNPOという方法が狙い目
ときどき、公務員がこっそりバイトをしていることが発覚して、懲戒処分を食らっています。 パチンコ屋の深夜清掃や新聞配達をしていれば、人目に触れないからセーフ!・・・ではありませんよ!!絶対、公務員がアルバイトするのはNG...
スポンサーリンク
公務員 記事一覧
スポンサーリンク
財テク公務員ブログ