ケースワーカーに向いている人の特徴とは?大切な要素は「鈍感力」と「要領」

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地方公務員が嫌がる職種の上位に必ずランクインするのが、生活保護受給者を対象にするケースワーカーです。

観光課や秘書課といった華やかな役所人生を期待していた人にとっては、できるなら配属されたくないと考えるかもしれませんが、大きな役所になればなるほど、ケースワーカーになる確率は、若手ほど高くなるので、これは避けがたい「試練」とも言えます。

そんな悪いイメージのあるケースワーカーですが、実は人によっては「天職」だったり、案外「ラク」だったという場合もあります。そこで、今回はケースワーカーに向いている人の特徴について述べたいと思います。

 

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繊細な人より鈍感な人

ケースワーカーというと、低所得者や高齢者、障害者に優しいというイメージも抱いてと思います。もちろん、そのようなマインドは、ケースワーカーに限らずに公務員全般に求められるのですが、ケースワーカーに関しては、そのような繊細な心が障害になることもあります。
実際にケースワーカーとして仕事をしていると、乱暴な言い方をする受給者や、元受刑者、統合失調症等の精神疾患の受給者もいます。私自身も経験がありますが、いきなり怒鳴られたり、暴言を言われたりして、戸惑ったこともありました。
しかし、そんなことにいちいち動じていると、仕事になりませんので、話を受け流したり、スルーしたりして、真正面から受けないことが必要です。
こればかりは経験でカバーできて、慣れるのですが、慣れない人は、特定の受給者が毎日のように電話がかかってきて、怒鳴られたことでメンタルを病んでしまった職員もいます。
寄り添うことも必要ですが、繊細な心にフタをして、あえて鈍感力を発揮するマインドが実務上は役立ちますよ
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大量の事務を処理する要領の良い人

ケースワーカーの仕事の特徴は、やたら細かい事務が多いことがあります。ケースワーカーといえば、思いつくだけで以下のような事務があります。
・100世帯以上の家庭訪問と訪問後の記録作成
・医療扶助にかかる医療券や要否意見書の発行
・おむつ代や病院への移送費といった一時扶助の支出
・就労収入があった場合の収入認定
・生活保護費の過払いがあった場合の返還金処理
・亡くなった場合の葬祭扶助の支出と喪主の調整
・新規相談者がいる場合の保護決定処理(申請後2週間以内)
ケースワーカーは、生活保護受給者の生活全般をいわば管理しているので、受給者が病院に行く場合も、アルバイトをして収入を得た場合も、すべて記録や決裁が求められるわけです。なので、どうしても細かい事務が多くなるわけです。
そのような処理が毎月の締め切りまでにこなさないといけません。時間も限られているのに、時間を割かれる家庭訪問にも行かないといけないという制約もあります。
なので、ケースワーカーといえば、受給者の生活に寄り添って・・・・といったことよりも、目の前の事務を以下に要領良くこなしていくかが重要です。
もちろん、完成度の高い仕事の方がいいかもしれませんが、70%の完成度でもいいので、2倍のスピードで仕上げるぐらいのテンポよくこなしていく必要が求められます。

素直に他人に教えを求められる人

ケースワーカーの業務は、メインの生活保護制度以外に、年金や介護、国保や後期高齢者医療制度、児童手当、児童扶養手当、障害者福祉など、幅広い社会保障分野の知識が求められます。
それらすべての専門知識をケースワーカーがマスターするのは、ほぼ不可能であり、現実的には社会福祉士、保健師、精神保健福祉士、ケアマネジャーといった専門家の協力が必要不可欠となります
なので、ケースワーカーとなれば、意地を張らずに素直に教えてもらう謙虚な姿勢が求められます。社交的に専門家と仲良くなれば、日常業務はもちろん、難しいテクニカルな局面も対応できます。
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まとめ:ケースワーカーは向いている人にはラクな仕事

人によって、向き不向きはもちろんありますが、私自身は向いていたと思います。もちろん、人に比べて鈍感なところがあり、割と要領よくこなせる方だったこともあり、自分のペースで仕事ができたことは、非常に良かったと思います。
とはいえ、ケースワーカーが扱う生活保護受給者は本当の意味で、行政サービスが必要な人ですので、住民の役に立っているという気持ちは一番味わえると思います。
なので、ケースワーカーになるのが不安だなあという人も、あえて鈍感になって、まずは素早く事務をこなしつつ、いろんな専門家と仲良くすることに注力すれば、大丈夫だと思いますよ!

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ケースワーカーの持つ知識は、広く社会保障の知識を得ることができるので、その情報価値はあると思うんですよね。なので、ブログで紹介すると良いかと思います。