国家保障で一生涯もらえる不労所得「国民年金」の基礎知識

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最近、年金制度がマイブームになっている私ですが、年金制度を学べば学ぶほど、日本の年金制度は良くできているし、非常にお得だなあと思うわけです。

一応、FP3級の資格を持っているので、その資格勉強の過程で学んだのですが、改めて年金について調べると、非常に国民にとって有利です。

そこで、年金についてはあまり関心が無かったけど、基本的なことを知りたいという人のために、年金制度の基礎知識について解説します。

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年金は基本的に2階建てだけど、公務員は3階建て

よく日本の年金は2階建てという言われ方をしますが、その理由は、日本の年金制度というものは、全国民が20歳以上から対象となる「国民年金」とサラリーマンや公務員が対象となる「厚生年金」で構成されているからです。

 

 

そのうえに、大企業によっては個別の「企業年金」や公務員のように「年金払い退職給付」といった上乗せもあるので、3階建てという言われ方もします。

なので、公務員のみなさんは年金は3階建てと考えても結構です。

 

国民年金は10年間払わないともらえない

では、ここで国民全員が対象となる国民年金に絞って話をすると、国民年金は、国民全員が対象となっていますので、20歳以上となれば、全員が国民年金保険料を払う義務が発生します。

 

現在は、16,410円を毎月払う必要があり、それを10年間払う必要があります。10年間払わないと、65歳になっても年金はもらえません。かつては、25年以上払わないと年金がもらえなかったことに比べたら、だいぶハードルが下がったと思います。

とはいえ、生活保護世帯とか、所得が低い世帯については、年金保険料を払わなくても、払ったことにして、年数をカウントしてもらえます。また、産前産後休暇をした女性についても同様に年数だけでなく、年金保険料を払ったことにしてくれるという優遇制度があります。

とはいえ、一般の人はしっかり国民年金保険料を払わないといけないというのが重要です。

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国民年金を払う人は3種類に分類できる

ここで、年金を払う人は3種類に分かれます。まず、自営業者や農家といった、どこの会社に所属していない人は「第1号被保険者」、サラリーマンや公務員といった会社組織に属する人は「第2号被保険者」です。そして、そんな第2号被保険者の奥さんは「第3号被保険者」といわれます。

 

違いは、第一号被保険者、月16,410円を自分で払いますが、2号被保険者は厚生年金と一緒に会社が払ってくれます。そして、第3号被保険者は、保険料負担無しです。

 

年金はただの老齢給付だけじゃない

年金というものは、年取って65歳になったらもらえるものと思っている人がいると思いますが、夫に先立たれた場合も、障害を負った場合ももらえるトータルサポートの社会保険制度なのです。

これら「遺族給付」「障害給付」は、老齢給付の影に隠れがちですが、非常に優れたものです。

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国民年金は一生涯もらえる不労所得(しかも国家保障)

ここが、今回の記事で最も伝えたいところでもあるのですが、国民年金に限らず、日本の年金は、国家保障かつ65歳となれば、一生涯給付が受けられる制度です。

たとえば、国民年金の場合、40年間保険料を払えば、年間779,300円が毎年もらえます。これが一生涯ですよ。不労所得に憧れる人からすれば、いかに年金というものが素晴らしいかわかると思います。

なお、年金保険料を払っても10年間で元が取れるので、年間利回りに換算すると10%というわけですので、75歳以上生きればペイできるんですよね。現代人は長生きが当たり前となっていますので、75歳以上生きるのも当たり前ですので、老後も年金がある限りは安心です。

日本の根幹は、やっぱり年金

日本の社会保障予算は、だいたい100兆円ぐらいなのですが、そのうち50兆円は年金予算です。社会保障がいってみれば、国家が国民の求心力をつなぎ留めるものであるとすれば、その半分を占める年金制度がいかに重要かわかりますね。

実際、年金記録問題(宙に浮いた年金・社会保険庁問題)が発端で、第一次安倍政権は退陣で追い込まれていますし、ロシアで無敵の支持率を誇るプーチンも年金問題で、支持率がガタ落ちしたことも記憶に新しいところです。

 

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まあ、年金記録問題は当時の安倍政権だけが悪いわけではなく、社会保険庁の杜撰な年金管理が根底にあったわけですけどね。

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いずれにしても、国民の強い関心を集める年金制度というものは、税金以上に慎重に扱う必要がある重要なものであるわけです。

 

国民年金がいかに高利回り商品かということを、過去の記事でも言及していますので、もっと国民年金について知りたい人は、下記の記事をご覧ください。

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