【闇金に狙われる?】破産者マップで明らかになった自己破産のデメリットまとめ

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破産者の個人情報をマッピングしたサイトである破産者マップが物議をよんでいますが、同時に「自己破産」という制度のデメリットを可視化することとなりました。

そこで、これから自己破産を考えている人のために、今一度、自己破産のデメリットを解説したいと思います。

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破産者マップ事件とは?

突如として登場した破産者情報をネット上のマッピングサービスと紐づけた「破産者マップ」によって、広く破産者情報が広まることになりました。

もちろん、破産者マップのネタ元である「官報」において、これまでも広く国民に破産者の情報は公開されていました。

しかし、官報は事実上、ほとんど公務員や法律家、金融業者しか読まない「専門誌」であるため、破産していることは周りにはバレないという前提でしたが、この前提が破産者マップの登場によって崩れてしまいました。

 

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自己破産の魅力はお手軽さ?

自己破産というと、「破産」という名前がついているので、モノモノしく、人生の終焉、まさに終わりと勘違いしている人もいると思いますが、実際はそんなことはなく、自己破産は「救済制度」なのです。

なお、債務整理方法は、この自己破産以外にも、任意整理、個人再生、特定調停等、いろいろな方法がありますが、これらの方法では、債権者である金融会社と顔を合わせて交渉する必要がありますし、元本や利息をカットしたり、返済期間を延ばしたりできるのですが、基本的に借金はチャラにはなりません。

一方で、自己破産ならば、他の債務整理に比べて、短期間に債権者に顔を合わさずに債務をチャラにできるということで、非常にお手軽なんですね。

それに弁護士や司法書士といった債務者と債権者の間に入って債務整理の事務をこなす専門家も、手っ取り早く稼げる自己破産を進める人も多いです。

 

しかし、そんな上手い話の裏には、必ず落とし穴があるのが世の常ですよね。そこで、次に自己破産のデメリットを解説します。

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自己破産の5つのデメリット

各種ローンが組めない

当然ながら、自己破産をするということは、借金を返せなかったという証ですので、フリーローンはもちろん、住宅ローン、マイカーローンの類も使うことはできません。

なので、急な出費があったとしてもお金を借りることはできませんので、自力で何とかしかなければなりません。

しかし、この自力でなんとかしないといけないという所が、後述する最大のリスクにつながるわけですが。。。

クレジットカードが持てない

個人的に一番辛いのが、クレジットカードを持つことができないということです。クレジットカードも、ローンの一つでありますので、当然クレジットカードを所有することはできません。

なので、カード支払いのみという場合の通販サイトでは買い物ができません。

また、海外のショッピングでは基本的にクレジットカードで行うものですが、その場合も現金で払わないといけませんので、大金を持ち歩くというリスクを背負うことになります。

 

保証人が返済義務を負うことになる

自己破産をしたら、破産者は借金返済の義務を免除されますが、保証人が支払いの義務を背負うことになります。なので、保証人に多額の債務を背負わせるという大迷惑をかけることになりますので、保証人が要る方は、その点を注意しておく必要があります。

最悪、保証人も返済ができず、自己破産してしまう危険性もありますね。

 

マイホームは競売にかけられる

自己破産したら、持っている財産はすべて処分しなくてはなりませんので、当然マイホームは競売にかけられてしまいます。マイホームだけでなく、自動車や保険の解約返戻金、株式や公社債といったものも、処分の対象になります。

自己破産という名前のとおり、文字通り、無一文になってしまうわけですね。

 

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職業が制限される

自己破産をすると、社会的信用を要する職業が制限されます。

・証券会社外務員
・宅建士
・不動産鑑定士
・土地家屋調査士
・生命保険募集人
・質屋
・弁護士
・司法書士
・弁理士
・公証人
・公認会計士
・税理士 他

ただし、破産の申し立てされ、裁判所に免責されるまでの期間限定ですので、これはそこまで心配しなくてもいいかなと思いますが、それでも数か月程度は仕事ができないというのは無収入となるので、辛いですね。

なお、公務員の方は、自己破産しても懲戒処分になるとか、失職するということはないので、ご安心ください

 

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本当のデメリットは「官報」に氏名と住所が載ること

今回の破産者マップ事件で明らかになったのは、破産したら官報に氏名と住所が掲載されてしまうということです。

その結果、破産者マップのように、破産者情報を「利用」する人が現れて、ネット上で個人情報が晒されるリスクに直面します。

しかし、周りに知られて恥ずかしい思いをする以上に、深刻なのが、官報に掲載されることで、闇金業者に狙われるリスクがあります。

先ほど、自己破産のデメリットとして指摘したように、新たにローンを組むことができません。とはいえ、お金がどうしても必要な場合がでてきますので、そのスキを狙って、闇金業者が官報を読んでヤミ営業をかけてくるわけですね。

それに、自己破産は一度したら、しばらく行うことできませんので、この制度を利用して闇金業者が自己破産者を多重債務者に仕立てようとするわけですね。

 

確かに闇金業者は、昔から官報を利用するということはベタな方法であるので知っていると思いますが、破産者マップが破産者の存在を周知させるきっかけになったのは間違いなく、破産者を狙った業者か近づくリスクを増やしたわけです。

だからこそ、破産者マップは控えめにいって、残酷なサイトなんですね。