行政書士に司法書士といった資格は、その試験が超難関のためになかなか取得できないと言われています。
それゆえ、何年間も資格浪人をしている人もいますが、何と公務員は一定の条件を満たすことで資格を無試験、もしくは一部免除で得ることができるのです。
今回は公務員だけに許されている特権の一つである、公務員の資格について書きます。
行政書士
行政書士は、官公庁に対する申請書を代行することができ、建設業許可、飲食店営業許可など、多岐に渡る申請代行ができます。
その行政書士ですが、国家公務員、地方公務員の行政職、17年間勤務によって資格を取得することができます。
なので、仮に大卒で入庁したら、40歳前には行政書士の資格を得ることができます。
司法書士
司法書士は、不動産登記、商業登記など登記を全般的に代行でき、法廷に立たない法律家の異名を持つ職業です。
その司法書士ですが、裁判所事務官、裁判所書記官、検察事務官、法務事務官を10年間勤務したら得ることができます。
なので、行政書士よりも、7年早く資格を得ることができます。
税理士
税理士は企業の会計、税務相談を行うコンサルタントとして活躍できます。
その税理士ですが、国税専門官として23年間勤務することで資格を取得できます。
また国税OBとして前職のコネを生かした営業を行うことで、より効果的かもしれません。
弁理士
弁理士は複雑な特許出願を代行することができます。
その弁理士ですが、特許庁の審判官、審査官として7年勤務することで資格を取得できます。
今後知的財産権のニーズの高まりから可能性が膨らみますね。
このように公務員だけで自動的に難関資格が取得できるのはすごく魅力的ですよね。だからこそ、公務員は続けるほうが断然お得といえます。
しかし、間違っても独立しようと思うのは拙速です。実際に公務員はやはり一番安定している職業なので続けるのが得策ですよ。
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