話題沸騰中の楽天証券です。
すでに紹介しましたが、楽天証券では、現金ではなく楽天カードで投資信託を購入することができて、購入金額の1%を楽天スーパーポイントで還元してくれるのです。
このおかげで、楽天スーパーポイントが年間最大で6000ポイント貯まるようになったのです。
現在私は、SBI証券と楽天証券の2つの口座を使い分けているのですが、この楽天証券の動きを受けて、NISA口座をSBI証券から楽天証券に移すことにしました。
でも、NISA口座を移すって難しそう。面倒くさそう、、という若干の不安がありました・・・しかし、ご安心下さい、簡単だし、面倒くさくない!
これからSBI証券にNISA口座があって、楽天証券に移したいという方は、是非ともご一読下さい。
NISA口座を移す注意点・デメリットは?
とはいえ、いきなり楽天証券に移しましょう!というのは、あまりに不用心なので、まずは口座を移す前に、NISA口座を移す注意点やデメリットを解説します。
まず第一に、すでにSBI証券で積立投資を始めており、投資信託を保有している場合の方については、保有している投資信託をSBI証券から楽天証券に移転できません。
私自身も現在SBI証券んで、楽天・全米株式インデックスファンドを保有していますが、これらは楽天証券には引っ越しができないんですね。
とはいえ、移転できないからといって、すぐ売却しなくてもOKです。そのまま残せます。
それに、楽天証券にNISA口座を移しても、SBI証券に残した投資信託は非課税対象となります。(←ここ重要) ※なお、非課税期間は、NISAならば5年、積立NISAなら20年で変わりません。
私の場合、積立NISAで投資信託を購入しているので、20年間は有効、ということですね。
ただし、SBI証券に残した投資信託は、ロールオーバーができないのでご注意ください。
ロールオーバーとは、非課税期間が終わって、次の期間に延長することです。
つまり、NISAなら5年間ですが、通常5年過ぎたら、次の5年間に延長できますが、SBI証券に残した投資信託は延長ができず、5年過ぎたら課税されてしまうんですね。
なので、課税されたらNISAの意味が無いので、5年以内に売る必要があるわけです。
このロールオーバーできないことが、口座移転の唯一のデメリットと言って良いでしょう。
また変更できる日について、その年のNISAの非課税枠を使っていた場合、その年の10月1日までは変更できません。
こらへんもう少し説明すると、NISAの年単位の考え方が、10月1日から9月30日なんです。(←ここ重要)
つまり、NISA制度上の今年は9月30日までであり、10月1日以降は翌年扱いになるんです。
なので、今年から口座を変更したいと思っても、一度でもNISA枠を使ってたら、10月1日まで待たないと変更できないんですよね。
ちょっと長くなったので、NISA口座移転のデメリットを整理すると、以下の2つです。
・SBI証券の投資信託は移転しても、非課税のまま残せる。だけど、ロールオーバーできない。
・NISAを使ってたら、10月1日まで口座移転できない。
では、その他の注意点も見てみます。
まず、NISA口座を楽天証券に移す場合の手数料や違約金といった費用は、一切かかりません。コストはかからないので、手軽にできます。
また、案外見落とす人がいそうなので、あえて注意すると、移転したときはSBI証券の積立設定を解除しましょう。
というのは、SBI証券から楽天証券にNISA口座を移転したのに、積立設定を解除し忘れて、そのまま課税のまま積立される恐れがあるからです。
また、一番最悪が10月1日から楽天証券でNISAを使おうと思ったのに、自動積立が働いて、SBI証券でNISA枠を使ってしまうことです。
繰り返し言いますが、一度でもNISA枠を使うと、その年はNISAは移転できません!つまり、10月1日に仮に使ってしまうと、来年の10月1日まで使えなくなるんです!
なので、移転前には自動積立の設定を解除しておきましょう。
以上が、口座移転の注意点とデメリットでした。では、以下では具体的な口座開設の手順を見ていきます。
SBI証券から楽天証券にNISA口座を移す手順
楽天証券に口座を開設する
いきなり、そもそも論で申し訳ないですが、まずは楽天証券に口座を開設する必要があります。
口座開設はもちろん不要。簡単に開設できます。
楽天証券は、ポイントだけは定評がある楽天グループなので、楽天スーパーポイントがザクザク貯まります。
今回の楽天証券に口座を移す動機となった、楽天カードで決済をして投資をしても、年間6000円のポイントが貯まります。
その他にも、積立投資をすると投資金額によっては、年間さらに6000ポイントをゲットできます。
投資しながら、ポイント稼げるのは、楽天の強みと言えます。
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SBI証券から、非課税管理勘定廃止通知書を、取り寄せる。
次に非課税管理勘定廃止通知書を取り寄せるためには、SBI証券のカスタマーサービスに電話する必要があります。
カスタマーサービスセンター
0120-104-214(トーシニイーヨ)
年末年始を除く平日8:00~18:00
携帯電話・PHSのお客さまは、ナビダイヤルをご利用ください。
0570-550-104(ゴーゴートーシ)
平日8:00~18:00(年末年始を除く)
※ナビダイヤルは、携帯電話・PHSからは20秒10円(税抜)の通話料がかかります。なお、国際電話、一部のIP電話からはご利用いただけません。その際は03-5562-7530をご利用ください。
カスタマーサービスは6時まで電話がつながるのですが、平日限定ですので、昼休みか仕事が終わった後に電話する方が良いですね。
電話がつながったから、廃止通知書がもらえるかといえば、そうではなく、廃止申請書がSBI証券から送られてきます。
その申請書に記入して、返送後、2週間ぐらいして廃止通知書が届きます。
楽天証券にサイトにログインする。
楽天証券のNISAページにログインします。
「NISA つみたてNISA」タブ→「NISA・つみたてNISA口座申込 / 受付状況」→「NISA口座開設の申込み」→「NISA口座を他社から変更する」をクリックしてください。
後日、楽天証券から「スターターキット」が送られてくるので、以下の書類を返送します。
・「スターターキット」に同封されているNISA口座開設のための申込書
・「非課税管理勘定廃止通知書※」等(住民票のご提出は不要)
楽天証券に返送後、税務署にて開設審査開始して、楽天証券で開設処理終了後、NISA口座開設完了となります。簡単ですね。
賢く運用、賢く貯めるなら楽天証券で決まり!
SBI証券でこれまで積立NISAを使ってきましたが、やはり楽天証券がポイントが貯まり、実質お得だというのが現状です。
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