20代の時って、案外お金が貯まらないんですよね。気づいたらお金を使っている。口座を見ても、あまりお金が残っていない!!そんな経験ありませんか?
実際、30代、40代よりも20代の方がお金が貯まらないのは若手公務員にはよくある話のようです。
では、なぜ20代公務員は貯金ができないのでしょうか?その理由を本日は明らかにするとともに、実際に貯金をしていく方法を述べたいと思います。
公務員給与は年功序列が基本
公務員の給与というものは、基本的に実力や能力ではなく、年功序列で決まります。それゆえ、能力のある20代よりもダメな50代職員の方が倍も給与をもらっています。
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年代別の公務員給与を示すと以下のような感じです。(ある自治体の給与モデルを参考に作成)
20代公務員
基本給が18万円台
年収216万円
30代公務員
年収300万円
40代公務員
ボーナス152万円を加算して608万円
50代公務員
基本給が45万円
ボーナス180万円を加算して720万円
これをみてもわかるように、年齢的に圧倒的に20代公務員が不利です。
例えば、横浜市を例にとって比較してみます。
経験年数10年:255,122円
経験年数30年:422,626円
167,504円の差がありますね。
年間に直すと、200万円ほど高いことになります。単純に考えると、20代公務員は年収では50代公務員に敵わないことは明らかです。
総務省データからわかる若手公務員は安月給が当たり前
総務省も若手よりも中堅以降から給与上昇率が高いことは認めています。総務省の発表した「地方公務員の給与制度の総合的見直しに関する基本的方向性」という資料からもわかるように、明らかに入庁10年以上、つまり30代前半からの伸び率が高いことを示しています。
なので、20代公務員は給与構造的に、低い状態であることがわかると思います。よって、公務員の世界では、「30歳までは(主査までは)安月給で我慢しろ」という先輩の教えがあるわけですね。
これに加えて、一人暮らしを始めるにあたって引っ越し費用やら家電の買い替え、懇親会や飲み会の交際費などなど、いろいろ若いうちは出費があるものです。これは普通の公務員は貯まりませんよね。
とはいえ、貯金は若いうちからやっておけば、間違いなくあとで生活は楽になります。ただ、貯金するのではなく、それを投資や財テクで運用すれば、複利効果で倍々にも増えて、なおかつ配当金や利息といった副収入、不労所得をもたらす源泉にもなります。
では、具体的にどのようにして20代公務員はお金を貯めていけばよいのでしょうか?
給与構造的に逆境である20代公務員はどうすれば良いか?
20代公務員が50代のオジサン公務員の収入を逆転する方法
では、実際に20代公務員ができる収入を増やす方法を紹介します。
給与天引きで共済貯金を貯める。
合法的に節税をする。
https://www.lifehacking360.com/221/
公務員と結婚してダブルインカムを実現する。
残業をしまくって手取りを倍増させる。
ふるさと納税で節税しながら食費を節約する
確定拠出年金で節税しながら投資をする
https://www.lifehacking360.com/211/
私も日々蓄財に励んでいますが、また途中経過は随時このブログで報告いたします。一緒に経済的自由を目指して頑張りましょう!