【億ション投資】なぜ山田広報官の不動産投資は成功したのか?

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山田真貴子内閣広報官は、「飲み会を断らない女」としてマスコミでセンセーショナルに報道された。

男社会の官僚組織の中において、私大卒(早稲田卒)というハンデがありながら、総理の側近中の側近に上りつめた「出世術」は、同じ公務員としても、純粋に凄いと思うところ。

しかし、本当に注目すべきは、山田広報官の「出世術」ではない。

真に注目すべきは山田広報官の「投資術」なのだ。

そこで、今回は山田広報官の投資術について、勝手に解説したいと思う。

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45歳で7000万円を現金で出せる財力

 

今回の記事を書きたいと思った動機は、この週刊誌の記事である。

 

山田元内閣広報官が失った「上級国民」生活 億ション住まい、会食では高級ワイン

「彼女は05年に東京のど真ん中、千代田区内に新築された高級マンションを夫と共有で購入しています。販売時価格で8600万円。1250万円のローンを組み、それを5年で完済している。その部屋の現在の価格は1億1千万円を超えています」(不動産業界関係者)

 

8600万円のマンションを、1250万円のローン・・・ということは、7350万円は現金払い?!!

山田広報官の生年月日と年齢を確認したところ、1960年9月13日生まれとのこと。

 

山田真貴子 – Wikipedia

 

この週刊誌の情報では、山田広報官は、2005年に千代田区のマンションを買ったと報道しているので、これが事実であれば、山田広報官が45歳の頃に購入したことになる。

もちろん、夫との共有名義(ペアローン)ではあるが、それを考慮しても、7350万円を現金で出せる財力にまず驚かされる。

 

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しかも、住宅ローンを5年という短期間で返済しているので、住宅ローン控除を考慮したら、銀行に対して利息をほとんど支払っていないことになる。

利息を払わずに他人資本も利用して不動産投資を実現する、、まさに恐ろしい女性である。

不動産投資で1500万円の含み益を実現する審美眼

しかし、それ以上に驚くのが、8600万円で買ったマンションが、1億1000万円をこえる価値に高騰していることだ。

ということは、仮に売却するとなれば、税金や諸費用を除くと、1500万円の利ザヤが取れる計算だ。

地方に在住していると、そもそも購入した居住用不動産の価値が下がることはあっても、上がるなんてほぼありえない。

しかし、東京の地価高騰の凄まじさと、山田広報官の審美眼は頭が下がる。

一応確認するが、山田広報官は優秀な官僚としても、別に不動産投資のプロではない。それでも、不動産投資で黒字になっているという事実。

 

山田広報官の不動産投資が成功した理由

ここまで読んで、山田広報官の不動産投資が成功した理由は、単なる偶然。

山田広報官が不動産投資を購入した2005年は、一応自民党政権だったものの、アベノミクスはおろか、リーマンショック、東日本大震災の前だったので、東京の地価高騰を予想することはできないと考えるだろう。

もちろん、不動産投資を完全に的中させることはできない。

しかし、現実に山田広報官の不動産投資は成功した。なぜか?

それは、山田広報官の夫もキャリア官僚だったからである。

つまり、山田広報官夫婦は、ともに総務省のキャリアであり、公務員夫婦であった。

公務員夫婦は、地方ではもはや貴族といっても差し支えないレベルであり、40代を超える公務員夫婦の世帯年収は1000万円を超える。

山田広報官の投資の源泉は、キャリア官僚夫婦という、公務員夫婦の中でもトップクラスの条件であり、その結果、マンション購入に7350万円の現金を出せる余力をもたらした。

 

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投資を成功させるためには盤石な「人的資本」が必要

山田広報官は、居住用にマンションを千代田区に購入したが、実際のところ、マイホームを買うことは、不動産投資に他ならない。居住用だろうと、賃貸用だろうと、結局は不動産投資なのだ。

そんな不動産投資も含めた投資をするためには、元手が必要であり、元手を稼ぐためには大半の人は、働いて得た賃金で投資をする。

この賃金を得るための営みは、大半の人は労働である。

もちろん、起業や自営で収入を得る人もいるが、一般的には企業や官公庁に属して収入を得る。それは山田広報官も例外ではなかった。

しかし、山田広報官はさらに、キャリア官僚を夫と定めて、見事、世帯年収では高額所得者となった。

公務員夫婦という盤石な人的資本の上に、不動産投資が可能であり、今回のマンションの含み益は、それが結実した結果というわけだ。

だからこそ、不動産投資、株式投資よりも確実に資産を増やすのは、公務員であれば、公務員と結婚して、公務員夫婦となること。これに尽きるのである。

 

菅政権の成功を自身の成功につなげる投資術

菅政権は、安倍前政権を継承し、日銀の金融緩和も継続している。

つまり、菅政権が存続する限り、日銀がじゃぶじゃぶにマネーを市場に供給されるわけで、不動産市場にカネが注がれる。

もちろん、それは山田広報官のマンション不動産も例外ではない。

菅政権が続くことは、自身のキャリア上の出世でも有利だったが、実は投資の上でも有利だったわけだ。

だからこそ、株式や不動産といった資産を持っている日本国民は、現政権を支持する。

この流れができているのが、今の日本であり、山田広報官は、この仕組みに気づき、時流に乗ることができたのだ(失脚したけれど)

 

公務員が資産を作りたいと思えば、株式投資よりも前に公務員と結婚する。これがシンプルだが、確実な投資なのだ。