公務員でも高配当銘柄で年間500万円を手堅く稼ぐトレード方法

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公務員も1億円作ろうと思えば、退職までしっかり働いて稼いで貯金することはもちろんですが、それでは何十年もかかってしまいます。

 

また、もっと早く1億円を稼いで、経済的自由を手に入れようと思えば、方法の一つは、手軽に始めることができる株式投資でしょう。

 

年間500万円以上の配当利回りも手に入れることができれば、もはや公務員として働くこともなくなるはずですが、そのために高配当銘柄を買うことがトレードの必要となります。

 

そこで、老後もアーリーリタイアも目指してラクに稼ぐためのトレード方法について書きたいと思います。

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1億稼いでいる元公務員のトレード方法

 

公務員を退職し高配当株で1億円超を稼いだ驚きのカンタン儲けワザとは?

 

 かんちさんは3月末に配当の権利を獲得すると、4月の2週目までに全銘柄を売却してしまう。そして12月末までの9カ月間でゆっくりと買い戻すのだ。

かんちさんによれば、「4月になると新年度入りで相場の雰囲気が変わる。機関投資家の買いなども入るからか、私が狙う高配当の大型株は、4月の1~2週目で7割くらいの確率で権利落ち(配当の権利を得た人が売ることで株価が下落する)を埋めて上昇してきます」と言う。そして、このタイミングに保有株を全て売却するのだ。

 

 「その後年内にだいたい2~3回は、短期間で日経平均が1000円程度下落することがあります。そうした時期に再び高配当株を安く買うのです」

 

?この手法で買うと平均して約3割も安く買い戻せるという。安く買えば配当利回りはアップするし、高配当銘柄は利回りが下支えになるので下落リスクも限定的。リバウンド力があるので値上がり益も得られるという。

 

かんちさんは、年末までに買い戻したら1~3月までは動きなし。
 「高配当が話題にならない4~12月の9カ月間と異なり、1~3月は配当への注目度もアップしてくるので割高になりがち。下手に売却するより相場を休むのが最も勝率が高くなります」

 

 かんちさんの投資法のポイントは2つ。まず銘柄選び。高配当銘柄の中でも狙いは流動性の高い大型株で、減配リスクが小さい銘柄。最近、売買したのは丸紅(8002)や三井物産(8031)などの総合商社とあおぞら銀行(8304)、みずほフィナンシャルグループ(8411)。配当利回りが3~4%の代表的な高配当の大型銘柄だ。
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 「安定配当なら減益でも構いません。例えば石油最大手のJXホールディングス(5020)。3期連続減益だが16円配当が続き、減配リスクは小さく財務も不安はない。むしろ減益で株価が下がれば配当利回りがアップ、つまり減配リスクが低ければ減益はむしろチャンスとなるのです」

 

?次は買い戻しの方法。売った価格より株価が下落したからといって、慌てて買うのではなく、3回を目標に分割して買い戻すという。

 

 「買える期間は9カ月間もあります。1回で全額を投資してしまうと、その後にもっと安く買えるチャンスを逃す可能性があります」

 

?商社株は業績がよく低PERなのでリバウンド力がある。また、相場低迷期には金融緩和などの株価テコ入れ策が浮上し、高配当の大型株ほど、そうしたニュースに反応して株価を戻す傾向があるという。安値で拾うとリバウンドで利益確定をしたくなるが、かんちさんは短期売買はしない。

 

 「ITバブル期から成長株の短期売買中心で3億円儲けましたが、06年のライブドアショックで約2億円の損を出して今のスタイルへ変更。この手法を維持するほうがトータルでプラスになりそうです」

 

?かんちさんの投資は、高配当株をルールを決めて売買するだけの至って簡単な手法なのだが、これを真似てみる価値はありそうだ。

 

ここで、振り返ってみるとトレード方法は以下のようになる。

 

1 4月~12月は安くなったり、暴落したときにナンピン買いをする

2 1月~3月は配当狙いで割高になるので取引しない

3 4月に機関投資家が買いを入れるときに一気に売却する

 

ここで大切なことは、割安になった高配当銘柄を買うという点である。

たとえ、含み損でも高配当であれば、リバウンドする見込みもあるし、保有することで配当金を受け取ることができるという点が、このトレードの肝であるといえます。

 

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手堅く稼げる高配当銘柄はどんな株?

トレード方法は、意外とシンプルで手堅い高配当銘柄を一気に買わずに、少しずつ買いまして、リバウンドしたら一気に売却するというものです。

 

しかも、高配当や高優待の株式というものは、権利確定時期に必ずといっていいほど、値上がりするので、それらを狙って売却する、もしくは機関投資家が買いを一気に入れるタイミングで売るという方法です。

 

確かに時代によっては、株価上昇のようになって、高配当利回りが下がった銘柄も多くありますが、、基本的にメガバンク株、商社株、インフラ株などは、利回り3%以上を確保していることは忘れてはいけません。

 

それに、3%以上の配当利回りも素晴らしいのですが、それを先取りして高値で売りさばくというキャピタルゲインを獲得する方法がより稼ぐことができます。

 

インカムゲインとキャピタルゲインを同時に狙う

 

今回紹介した高配当トレード法は、インカムゲインの高い高配当銘柄を狙いつつも、本当の狙いはアビトラージ狙いのキャピタルゲインを狙うというものです。

 

やはり、小資本であれば、インカムゲインではなく、キャピタルゲインを狙うということがより多くのリターンを稼ぐことができるので、いかにしてリスクを少なくして、アビトラージを得るかどうか、がポイントなんですね。